アストン・ヴィラは1日、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)からベルギー代表MFレアンデル・デンドンケルが完全移籍で加入することを発表した。
契約期間は明かされていないが、背番号は「32」に決定。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、アストン・ヴィラがウルヴスに支払う移籍金は1300万ポンド(約21億円)となるようだ。
現在27歳のデンドンケルは、アンデルレヒトの下部組織出身。2013年9月にプロデビューを飾ると、徐々に出場時間を伸ばし、同クラブで公式戦通算171試合に出場した。
2018年夏に期限付き移籍でウルヴスに加入し、2019年夏に移籍金1200万ポンド(約19億円)で完全移籍に移行。複数の守備的ポジションをこなせるユーティリティ性を生かし、公式戦通算159試合に出場してきた。
また、ベルギー代表では各世代別のチームで活躍し、2015年6月にA代表デビュー。これまで29キャップを数え、FIFAワールドカップロシア2018や昨夏のEURO2020などに出場した。
デンドンケルはアストン・ヴィラ加入に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。次のように意気込みを示した。
「僕にとって新しい挑戦だ。このクラブがビッグクラブであることは実感している。選手たちとは対戦しているので当然知っているし、いい選手が揃っているとてもいいチームだということも分かっている。ここに来られて本当にうれしいよ。チームを少しでも助けられるようにベストを尽くしたい」