バルサ退団のブライトバイテ、新天地はエスパニョール! 昨季17得点の“主砲”も残留決定

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2022年09月02日 13:24  サッカーキング

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ブライトバイテ(左)獲得のエスパニョール、ラウール・デ・トマス(右)の残留も決定 [写真]= Icon Sport via Getty Images
バルセロナからの退団が発表されていたデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテの新天地が、エスパニョールに決定した。9月1日にエスパニョールがクラブ公式サイトを通じて発表している。

 ブライトバイテの移籍先は、同じくスペインのバルセロナに本拠地を構えるクラブに確定。ブライトバイテはエスパニョールと2025年夏までの3年契約を締結した。

 当初、エスパニョールはスペイン代表FWラウール・デ・トマスがラージョ・バジェカーノへの移籍に近づいており、同選手に代わるストライカーとしてブライトバイテを獲得していた。しかし、スペインメディア『マルカ』によると、ラ・リーガの選手登録期限までに移籍関連の書類が間に合わず、昨季のラ・リーガで17ゴールを挙げた“主砲”は、土壇場でのエスパニョール残留が決定したという。これにより、エスパニョールは今夏にアラベスから加入したスペイン人FWホセル、レバンテからレンタル移籍で加入した同FWダニ・ゴメスを含めて、合計4名のストライカーがチームに在籍することとなった。

 また、エスパニョールは今夏の移籍期間最終日に、ブライトバイテに加えてディフェンダーとウインガーを1名づつ獲得する予定だったという。しかし、ラウール・デ・トマスの残留により、ラ・リーガが独自に設けているサラリーキャップ規定の問題で新戦力が登録できない状況に。そのため、ブライトバイテの獲得のみで今夏の補強を終了することを決断したようだ。

 ブライトバイテは1991年6月5日生まれの現在31歳。母国のエスビャウでデビューを果たすと、その後はトゥールーズ、ミドルズブラ、ボルドー、レガネスを渡り歩いた。2020年2月には、当時アタッカーに負傷者が続出していたバルセロナの緊急補強として、移籍金1800万ユーロ(当時レートで約22億円)でレガネスからバルセロナへと完全移籍。“ブラウグラナ”では公式戦58試合の出場で10ゴール5アシストを記録した。今シーズンはクラブを率いるシャビ・エルナンデス監督の構想外に。ラ・リーガ開幕からここまで1度もメンバー入りしておらず、1日には2023−24シーズン終了まで残っていた契約を双方合意の上で解除したことが伝えられていた。

 完全移籍加入に際し、ブライトバイテはエスパニョール公式チャンネルのインタビューに応じた。「ここでのスタートが待ちきれない。新たな僕の物語を描きに来たんだ。チームのためにすべてを捧げることを約束する。自分自身も楽しみ、ファンの方にも喜んでもらえたら嬉しいね。雰囲気の素晴らしいスタジアムで、ゴールを決められることを楽しみにしている」と意気込みを語っている。

 今シーズン、エスパニョールはラ・リーガ開幕戦のセルタ戦こそ敵地で勝ち点「1」を持ち帰ることに成功したが、その後はホームで2連敗。現在1分2敗と低調なスタートとなっている。次節は4日に行われ、敵地でアスレティック・ビルバオと対戦する予定だ。


【動画】エスパニョールがブライトバイテ獲得を発表


🚶‍♂️ Semáforo en verde pic.twitter.com/BOh6lB3P2V— RCD Espanyol de Barcelona (@RCDEspanyol) September 1, 2022

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