リヴァプール加入のアルトゥール、初挑戦のプレミアに意気込み「準備は出来ている」

リヴァプールに加入したブラジル代表MFアルトゥールが、移籍決断の背景や今後への意気込みを語った。9月1日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　移籍市場最終日にリヴァプール加入が発表されたアルトゥール。移籍形態は2022−23シーズン限りのレンタル移籍で、同選手のリヴァプールでの背番号は「29」に決定している。

　加入の喜びについて「とても幸せだし、まるで夢のような気分だよ。クラブとはたくさん話をした。お互いの考えやビジョンが一致していたので、移籍は正しい決断だったと確信しているよ。リヴァプールのユニフォームを着てピッチで全力を尽くせるなんて、本当に幸せだし、モチベーションは高いよ」と語ったアルトゥール。自身にとって初挑戦となるプレミアリーグについては次のようにコメントした。

「イングランドのサッカーを経験してみたいとずっと思っていたんだ。プレミアリーグは僕にとって世界最高のリーグ。とても完成度が高く、ハイレベルな大会だ。だからこそ、ここに来られて本当に嬉しいんだ。新しいチームメイトと共にプレーし、トレーニングを積み、ドレッシングルームに入る。そんな日々が待ち遠しいよ。僕は熱意に溢れている。まずはこのクラブで自分のポジションを確保しなければならないね」

　チームを率いるユルゲン・クロップ監督については、「彼は世界最高の監督の一人だ。感情豊かで、タッチラインにいる時も、まるで選手たちと一緒にプレーしているみたいだね。非常に知的で、サッカーについて多くのことを理解しているし、経験も豊富だ」とコメントしたアルトゥール。今シーズンの意気込みについては次のように語った。

「この瞬間のために多くの準備をしてきた。準備は出来ているし、今すぐにでも始めたい気持ちだよ。自分の最高のサッカーを再発見し、自分の気持ちを取り戻すこと。そして、監督の信頼を得て最高のサッカーを見せ、トロフィーを獲得することが目標だ。リヴァプールのようなクラブはなるべく多くのタイトルを目指さなければならない。そのための準備は整っていると思う。できるだけ高いレベルを目指していきたいよ」