「不揃いな胸の女王」を自称する女性(画像は『Stoke-on-Trent Live 2022年8月31日付「OnlyFans model loves her uneven boobs after shunning NHS op」』のスクリーンショット) 左胸の発達だけが進み、左右でバストサイズが大きく異なるイモージェン・グレイスさん(Imogen Grace、26)は10代で胸を均等にする矯正手術を医師に勧められた。しかし自身の“風変わりなバスト”を一つの個性と受け入れた彼女は現在、自ら「不揃いな胸の女王」と名乗ってソーシャルメディアで多くのファンを獲得している。『The Mirror』などが伝えた。
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英チェシャー州ノースウィッチに住むウェブモデルのイモージェンさんは、右胸と左胸で大きさが2倍も異なる。片方の胸のサイズは38H(日本のK85)とかなり大きいが、もう片方はその半分ほどしかなく下着選びには苦労してきたそうだ。 彼女はこう明かしている。
「小さい方の胸が何カップなのか分からないんです。ブラジャーのサイズを測る時は胸を一つずつではなく、バスト全体を測りますから。」
「小さな方の胸と下着との間にできた隙間を埋めるために鶏肉や靴下を使ったりもしましたが、今はもう何も使っていません。」
「違和感がないんです。慣れてきたのか、それが普通だと感じるようになりました。」
そんなイモージェンさんは、11歳で人より少し早い胸の成長を感じていた。しかし8年生(日本の中学1年生に相当)になると、一方の胸が明らかに大きく成長していることに気付いたそうだ。
「高校生の頃に(バストサイズの左右差について)母に話したら病院に連れていかれましたが、全くショックではありませんでした。」
「医者には『そのうち(もう片方も)大きくなるだろうけど、変わらなければ手術を受けられるから18歳になったら来なさい』と言われました。」
「でも18歳になっても胸は片方だけが大きいままだったので、再度病院を訪れて大きさを揃える再建手術の予定が組まれました。」
「その時、私は母に伝えたんです。『手術をしたくない』って。手術に前向きになれなかったんです。左右で異なる大きさの胸も気にならず、手術を受けたくありませんでした。」
そして自分の少し変わった胸を個性として受けとめ、自信を持ち始めたイモージェンさんは19歳の時にインターネット上を中心に活躍するウェブモデルの世界に入った。2020年の3月には18歳以上を対象にした定額型ソーシャルメディア『OnlyFans』に登録し、今では1万人弱の定期購読者を抱えている。
時には心無い言葉や手術を勧めるようなコメントも寄せられるというが、イモージェンさんは「個性的な胸をもつ自分だからこそ、OnlyFansでやっていく自信がついた!」としてこのように語る。
「私の胸について、人々は様々な見解をもっています。不快なコメントが届くこともありますが、そういうのはスクロールして無視していくだけです。本当にひどい時にはブロックします。」
「私と同じように不均等な胸をしていて手術をしたという女の子もいましたが、私は手術したいと思ったことはありません。」
「私たちは皆ユニークで、みんな違って見える、それが私たちらしさなのだと思います。」
「私たちは皆、同じ人に惹かれるわけではありません。そうなったらロボットみたいになってしまうでしょう?」
「私が付き合ってきた人たちは、この異なるサイズの胸を気に入ってくれています。『どっちの胸も最高!』ってね。」
画像は『Stoke-on-Trent Live 2022年8月31日付「OnlyFans model loves her uneven boobs after shunning NHS op」』『Imogen Grace 2022年6月29日付TikTok「Did i do it right?」、2022年7月25日付TikTok』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)