チェルシーが主軸を張る3選手との契約延長を計画しているようだ。3日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。
同紙によると、契約延長の打診を行った3選手は、イングランド代表DFリース・ジェームズ、同代表MFメイソン・マウント、セネガル代表GKエドゥアール・メンディとのこと。このうちジェームズに関しては、新契約の詳細を詰めるのみという段階まで交渉も到達しており、来週中にもサインがなされるだろうと伝えている。
なお、今季ロマン・アブラモヴィッチ前オーナーから経営権を引き継いだトッド・ベーリー氏率いるオーナーグループのクリアレイク・キャピタルは、ジェームズとの契約延長交渉を優先事項の1つとしていたとのこと。マウントとメンディに関しても、今後数週間のうちに契約更新の計画があるようだと『イブニングスタンダード』は併せて報じている。
現在22歳のジェームズは、チェルシーの下部組織出身。2018年夏からウィガンにローン移籍し、経験を積むと翌シーズンからチェルシーのトップチームに帯同。当時のフランク・ランパード監督のもと、プレミアリーグで24試合に出場。翌シーズン以降も出場機会を増やし、今シーズンもリーグ戦4試合に出場している。
また、マウントは現在23歳。ジェームズと同じくチェルシーの下部組織で育ち、ダービー・カウンティでのローン修行を終えた2019年夏からチェルシーのトップチームでプレー。昨シーズンまでにプレミアリーグでは通算105試合で24ゴール22アシストをマークし、今季もここまで全5試合に出場している。
そしてメンディは現在30歳。2020−21シーズンにレンヌから加入すると、不安定だった守備を瞬く間に改善。同シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献した。昨シーズンは34試合に出場し、14クリーンシートを達成した。
チェルシーで欠かせぬ存在となっている3選手。このまま契約延長に至ることを、チェルシー・サポーターは願うばかりだろう。