広島、2試合連続の完封勝ち　遠藤7回無失点で5月以来の白星「苦しかった」

○ 広島 4 − 0 DeNA ●
＜22回戦・マツダスタジアム＞

　広島は2試合連続の完封勝ち。先発の遠藤淳志投手（23）が、7回4安打無失点の快投で4勝目（6敗）を挙げた。

　遠藤は2回、先頭の牧に二塁打を許すも、後続をピシャリと封じピンチ脱出。3回以降はテンポ良くアウトを重ね、DeNA打線に三塁を踏ませなかった。7回95球、4安打無失点、5奪三振無四球の快投。3勝目を挙げた5月25日のロッテ戦（マツダ）以来、約3ヵ月ぶりの白星を手にした。

　打線は3回、敵失に乗じ1点を先制。5回は3番・秋山の右前適時打など2点を加えた。7回も秋山の左前適時打で4点目。8回までに2ケタ10安打を記録した。

　バッテリーを組んだ磯村とお立ち台に上がった遠藤は「序盤はストライク先行で行けなかったが、徐々にコースに集めて投げることができた。イソ（磯村）さんがしっかりリードしてくれました」と女房役に感謝。「チームに迷惑をかけてしまったので、勝てない試合が続いて正直苦しかったんですけど、ファンの方々の声援が僕を押してくれました。ありがとうございます」と久々の勝利を嚙みしめた。