トゥヘル監督がMFギルモアのブライトン移籍について語る…「新たな挑戦を…」

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2022年09月03日 22:22  サッカーキング

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ブライトンに移籍したMFギルモア(写真は昨季ノリッジでプレーしていた時のもの) [写真]=Getty Images
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、スコットランド代表MFビリー・ギルモア売却の決断について語った。2日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 今夏の移籍市場最終日に、ブライトンへ900万ポンド(約15億円)の移籍金で移ることとなったギルモア。チェルシーの首脳陣は当初、同選手の退団を認めることに消極的だったが、本人の気持ちを尊重し、最終的には完全移籍での売却を認める運びになったと、トゥヘル監督は説明したようだ。

「我々には(ギルモアに対して)大きな期待があったし、僕がチェルシーに来た1年半前に彼は我々のためにプレーしてくれた。僕たちにとって重要な試合でもプレーしてくれたし(2020−21シーズンのプレミアリーグ第35節マンチェスター・シティ戦など)、ノリッジではあまりうまくいかなかった新たな挑戦を探していた」

「我々はもっと期待していた。しかし、彼にとっても我々にとっても成功しなかったり、ノリッジでプレー機会を失ってしまったり、降格も味わった。(そんな状況下の中で)いきなりチェルシーのセントラルMFになったり、トップ4や全てのタイトルを争うのは難しい」

「これらの間には大きなステップがあるので、(解決策を)我々は探していた。理想的だったのはローン移籍での放出だったかもしれない。しかし、ビリーはローン移籍を希望しなかったので、結局は売却に同意した」

 現在21歳のギルモアは、レンジャーズとチェルシーの下部組織でプレー。チェルシーでは2019−20シーズンからトップチームへと帯同し、2020−21シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)優勝も経験した。昨シーズンはノリッジにローン移籍し、24試合に出場するも、チームは最下位でチャンピオンシップに逆戻りとなっていた。今季はここまで出場無く、市場最終日にグレアム・ポッター監督率いるブライトンへと移籍することになった。

 大きな期待を掛けられながら、今一つ殻を破れなかった格好のギルモア。この移籍が、キャリアの転換点になることを期待したい。

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