ブライトンを率いるグレアム・ポッター監督が、同クラブに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターのパフォーマンスに言及した。4日に地元紙『サセックス・ライブ』が伝えた。
ブライトンは4日に行われたプレミアリーグ第6節でレスターと対戦。開始51秒で先制されると、オウンゴールとモイセス・カイセドの得点ですぐに逆転したものの、前半のうちに追いつかれて2−2で折り返す。
すると後半開始早々、フリーキックのこぼれ球に反応したマック・アリスターがペナルティエリア手前で右足一閃。弾丸シュートをゴール左上隅に突き刺したが、VARによるレビューの結果、味方のオフサイドで“ゴール・オブ・ザ・シーズン”級の得点は取り消された。それでも、64分にレアンドロ・トロサールが勝ち越しの1点を挙げると、71分にマック・アリスターがPKを成功させてリードを広げる。試合終了間際にはペナルティエリア手前で獲得したFKをマック・アリスターが直接決め、終わってみれば5−2の大勝となった。
早くも今季4勝目を挙げたポッター監督は試合後、マック・アリスターのゴール取り消しについて問われ、「彼にとっては間違いなく残念なことだろう。いくら彼でも、あれ以上のゴールを決めることはできないと思うよ。サポーターにとってもいい瞬間だっただけに残念だね。常に確認を取ることはVARのプラス面だが、得点の醍醐味が失われしまうのはVARのマイナス面だ。幸いにも試合の結果がついてきたから、忘れることができる」とコメント。
ゴール取り消しの場面では、パスカル・グロスのFKに反応したエノック・ムウェプは実際にボールに触っていなかったものの、オーバーヘッドで合わせようとした動きが相手DFのクリアに影響を与えたとして得点が取り消された。ポッター監督は「オフサイドについては、正しい判定にたどり着かなければならないと思う。実際のアクションを見ると、残念なことだが、なぜ取り消されたかは理解できる」と、オンフィールドレビューを行ったトニー・ハリントン主審のジャッジを支持した。
6試合を終えて4位につけるブライトンは次節、10日に敵地でボーンマスと対戦する。