今季初黒星のモウリーニョ監督、0−4の完敗に言及「0−1で4試合負けるよりも…」

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2022年09月05日 16:42  サッカーキング

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4失点完敗に言及したモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、4日に行われたセリエA第5節ウディネーゼ戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第4節終了時点で3勝1分の好スタートを切ったローマは、4日に行われた第5節でウディネーゼと対戦した。敵地に乗り込んだローマだったが、試合開始早々に先制点を許してしまう。同点に追いつきたいローマは今夏に加入したFWパウロ・ディバラらを中心に相手ゴールへと迫るものの、1点が遠い。すると56分に痛恨の追加点を喫すると、さらに75分、82分にも失点を重ねる。試合はこのまま0−4で終了し、ローマは今季初黒星となった。

 今季初となる複数失点を喫したローマのモウリーニョ監督は「結果はともかく、ピッチ上で最高の選手だったパウロ・ディバラが序盤に素晴らしいチャンスを作っていたね。その後は、相手のペースになってしまったけど。ウディネーゼがカウンターを仕掛けてくるたびに、我々は失点を重ねていった」と言及。続けて「我々のチャンスは、(ジャンルカ・マンチーニの)ヘディングが枠に嫌われたのと、オフサイドだったかもしれないけど、(ゼキ・チェリクが)ペナルティエリア内で倒されたのだけ。でも0−4で負けたときは、レフェリーのことを話してはいけないんだ。それが私のルール」と試合を振り返った。

 また、モウリーニョ監督は「0−1で4試合負けるよりも、0−4で1試合負ける方が好きとだけ言っておく。結局のところ、勝ち点『12』を落とすよりも、『3』しか落とさない方がいいからね」と挟みつつ、「我々にとってもファンにとっても受け入れ難いことだけど、これも人生というものだ。木曜日にも試合があるから、前へ進もう」とショッキングな敗戦から、切り替える姿勢を示している。

 最後に、DFリック・カルスドルプのミスによる1失点目を引き合いに出したモウリーニョ監督は「同点に追いつくチャンスも、1−2に迫るチャンスもあったけど、それをものにできなかったんだ。彼らのカウンターは驚異だったし、個人の大きなミスによる失点もあった。でもね、私のチームでは個人のミスも常にチームのミスになる。厳しいけど、前を向こう。上位には多くのチームがいるけど、我々は自分たちの道を進み続ける」と自身のポリシーを口にしている。

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