ウディネーゼを率いるアンドレア・ソッティル監督が、リーグ戦の試合でジョゼ・モウリーニョ監督のチームに4点差以上をつけて勝利した3人目の監督となったようだ。4日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。
セリエA第4節終了時点で2勝1分1敗のウディネーゼは、4日に行われた第5節でローマと対戦。試合は5分、相手DFのバックパスのミスを見逃さなかったDFディスティニー・ウドジェが先制点を挙げる。さらに56分、MFラザール・サマルジッチが追加点を挙げると、75分にMFロナルド・ペレイラ、82分にはMFサンディ・ロフリッチがゴールネットを揺らす。試合はこのまま4−0で終了し、ウディネーゼはセリエA3連勝となった。
今季無敗を誇っていたローマに初黒星をつけたアンドレア・ソッティル監督。それだけにとどまらず、『フットボールイタリア』によると、リーグ戦でジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチームに4点差以上をつけて勝利した3人目の監督になったと報じている。
なお1人目は、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現:マンチェスター・C)のようだ。2010−11シーズンのラ・リーガで、当時バルセロナを指揮していたグアルディオラ監督は、モウリーニョ監督のレアル・マドリードと対戦。ダビド・ビジャ氏の2ゴールなど、バルセロナは“クラシコ”を5−0で制し、“マニータの夜”として今もなお語り継がれている。
2人目はアントニオ・コンテ監督(現:トッテナム)という。2016−17シーズンのプレミアリーグで、当時チェルシーを指揮していたコンテ監督は、モウリーニョ監督のマンチェスター・Uと対戦。開始30秒でFWペドロが先制点を挙げるなど、チェルシーが4−0で勝利した。
現在48歳のソッティル氏は、トリノやフィオレンティーナ、アタランタなどでプレー。現役引退後、指導者キャリアをスタートさせた同氏はリヴォルノやカターニャなどで指揮を取り、今夏にウディネーゼの新監督に就任した。自身初となるセリエAの舞台で、“名将”モウリーニョ監督が作り上げたチームに4点差をつけて勝利している。