開幕4試合未勝利のロペテギ監督、“機能不全”のチームに言及「肺や心臓をもぎ取られたら…」
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2022年09月06日 13:04 サッカーキング
セビージャを率いるフレン・ロペテギ監督が、6日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループG開幕節マンチェスター・C戦に向けて意気込みを示した。5日、スペイン紙『アス』が伝えている。
今夏の移籍市場で、昨季ラ・リーガ最少失点数「30」の堅守を築いていたDFジエゴ・カルロスとDFジュール・クンデが退団した。後釜としてDFマルコンとDFタンギ・ニアンズ、さらにMFイスコらを新戦力に迎えたセビージャだったが、開幕4試合で1分3敗。入れ替わりの影響か、守備陣は今季、すでに8失点を喫しており、早急な立て直しが必須となっている。
開幕スタートダッシュに失敗したセビージャ。17位に沈んでいる状況について、ロペテギ監督は「勝利することは、全てのマネジメントを容易にさせることになる。でも今、チームは負けてはいるものの、強くなり始めているんだ。このような状況でも、チームは大きなライバル相手に打ち勝つ可能性を示し、逆境の中で成長したいという意欲が見られるよ。肺や心臓をもぎ取られたら、新しいものを生み出して勝負するしかないんだ」と、D・カルロスとクンデ退団が与える影響を口にしつつも、新チームに手応えを感じていることを明かした。
また、CLの舞台で指揮を取ることの思いを明かしたロペテギ監督は「3年連続で出場する権利を得た。素晴らしいライバルと、クラブレベルでは最高峰の大会。とても興奮している。せっかくここにいるのだから、いい試合をして楽しみたいね」と意気込む。
さらに、グループG開幕節マンチェスター・C戦に向けては「世界トップクラスのライバルが待っている。(アーリング・)ハーランドを擁して、より完成されたチームとなった。シティの話をし始めたら、きりがないけど、自分たちのことに集中し、いい試合をしたい。チャンピオンズリーグという困難な戦いを通して、自分たちができることを増やし、エネルギーと自信を手に入れよう」と浮上のキッカケにしたいとの思いを口にした。
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