チェルシーのクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチが、ライプツィヒの同国代表DFヨシュコ・グヴァルディオールをクラブに推薦していたようだ。5日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。
同紙によると、今夏チェルシーは世界記録となる、2億8200万ユーロ(約395億円/情報サイト『transfermarkt』調べ)を市場に投下。その補強候補の1人にグヴァルディオールが入っており、コヴァチッチもクラブ側から尋ねられ、推薦をしていたと伝えられている。
チェルシーは6日にディナモ・ザグレブとのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節を控えている。会場となる『スタディオン・マクシミール』でコメントし、グヴァルディオールについて以下のように答えていたようだ。
「クラブ内でヨシュコについて尋ねてきて、自分も最善を尽くした。彼について何も言う必要は無いし、彼らも彼がどんな選手かを知っている。彼の性格は素晴らしい」
「代表チームでのプレーに彼がどれほど熱心で、素晴らしいキャリアを積んできているか見てきたし、いつの日かクラブで共にプレー出来ることを願っているよ」
現在20歳のグヴァルディオールは、ディナモ・ザグレブの下部組織出身。2021年夏にライプツィヒへと移籍し、すぐさまレギュラーを確保。29試合に出場し、今季もブンデスリーガで開幕から5試合でプレーしている。クロアチア代表では2021年6月6日の親善試合・ベルギー代表戦でデビュー。そのままEURO2020でもレギュラーとして、全4試合に出場した。
まだ若く、将来的なビッグクラブ移籍も期待されるグヴァルディオール。コヴァチッチの願い通り、チェルシーでの共闘は叶うのか。