巨人・大勢、プロ初のイニングまたぎも…大矢氏「ストッパーの宿命」

● 巨人 1 − 2 DeNA ○
＜17回戦・東京ドーム＞

　巨人のドラフト1位ルーキー・大勢が、6日のDeNA戦でプロ入り後初めてイニング跨ぎをするも佐野恵太に決勝弾を浴びた。

　1−1の10回に登板した大勢は1イニング目をわずか6球・三者凡退で終えると、11回もマウンドへ。先頭の関根大気を空振り三振に仕留めたが、続く佐野恵太に左中間スタンドに一発を食らった。

　6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏が、巨人の守護神・大勢について「あそこまで吹っ飛ばされましたからね。ストッパーの宿命なので、こういうギリギリの場面を自分で投げてチームを勝利に導くのが仕事なのでね」と振り返った。

　この日プロ入り後初めてイニングまたぎをした大勢は、ここまで48試合に登板しているが、1度も3連投がない。大矢氏は「3連投はもうやってもらわないと」と持論。

　巨人は残り17試合。17日の阪神戦からは25日の中日戦にかけて9連戦も控える。大矢氏は「出すときは1点勝ったりしているときなので、3連投もしくは3連戦3イニングかという感じですよね。それだけチームの状態が良ければ、3連投はありですよね」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）