阪神・伊藤将司が両リーグ最多の6完投 阿波野氏も絶賛「勝利への執念を感じた」

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2022年09月08日 06:33  ベースボールキング

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阪神・伊藤将司 (C) Kyodo News
◆ 大矢氏も「本当にありがたい存在」

 阪神が本拠地でヤクルトに勝利し、このカードは1勝1敗。

 7日の試合では、先発した伊藤将司が9回5安打1失点の完投勝利。これで伊藤は今季ホーム・甲子園で7勝負けなし。自身の甲子園での連勝を「10」に伸ばした。




 0−0で迎えた4回裏、押し出しで1点を先制すると、梅野隆太郎の適時打で2点を追加。9番・伊藤将司が送って一死二・三塁とすると、中野拓夢が四球を選んでまた満塁。相手先発・高梨裕稔をKOする。

 その後、代わった今野龍太に対し、二死満塁から近本光司が走者一掃の三塁打。4安打・4四死球のビッグイニングをつくり、一挙6点を記録した。

 援護を受けた伊藤は6回、味方のミスから招いたピンチで塩見泰隆に適時打を許し、1点こそ失ったものの、直後に塩見を牽制で刺すなど危なげない投球を展開。7回裏には二死一・二塁から左中間を破る2点適時二塁打を放ち、自らダメ押し点を叩き出してみせる。



 9回はわずか8球で三者凡退に仕留め、一人で27個のアウトを奪取。9回・111球、被安打は5、無四球・6奪三振で1失点の完投。堂々たる投球で今季9勝目(5敗)を掴んだ。

 7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した阿波野秀幸氏は、この日の投球を称えつつ、何よりも「6完投というのは本当に素晴らしいですね」と強調する。

 シーズン6完投は、両リーグで見ても頭一つ抜けた記録。「最近は2〜3完投という投手が多いじゃないですか。しかも今日の伊藤は打球も当たっていましたからね。今ごろ痛がっているかなという気はしますが、打撃でも活躍を見せましたし、本当に勝利への執念を感じました」と、最後までマウンドに立ち続けた気迫を称えた。

 同じく番組に出演した大矢明彦氏も、「これだけ完投してくれると、一人で任せられるなと。安心してマウンドに送り出すことができますよね」と語り、ベンチに与える安心感についても言及。

 シーズン終盤というリリーフ陣に負荷がかかる時期であることにも触れながら、「この時期に後ろの継投を考えなくていいというのは、本当にありがたい存在です」と語った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




【動画】伊藤将司が投打に躍動! 9月7日:阪神−ヤクルトのハイライト

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