阪神・藤浪が7失点で自滅…五十嵐氏「修正できないところに問題がある」

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2022年09月10日 06:22  ベースボールキング

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5回途中で降板した阪神・藤浪 (C)Kyodo News
◆ 5回にまさかの7失点…

 阪神は先発の藤浪晋太郎が中盤に崩れ2位・DeNAとの直接対決に敗れた。

 藤浪は3回まで危なげない投球を見せていたが、4回に牧秀悟に甘く入ったフォークを左翼席へ放り込まれ1点差とされると、5回には不運な当たりもあって一死二・三塁のピンチを招き2度の暴投であっさり逆転。さらに3連打の猛攻を受けてノックアウトされた。

 藤浪の後を受けた2番手・加治屋蓮も勢いづいたDeNA打線を止めることができず、5回裏だけで一挙7失点。藤浪は4回に史上154人目となる通算1000奪三振を達成したものの、4回1/3(76球)を投げ7安打7失点、1四球5三振の内容で4敗目(2勝)を喫した。

 9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次氏は、「3回の先頭打者の伊藤に初球が(抜けて)頭にいった。藤浪はああいうボールがいくと腕が振れなくなるんですよ。そのためにだんだん悪くなっていった」と指摘。

 5回の内容については「(一死二・三塁で)代打にオースティンが出てきて高めの甘い球は投げられないということで低めに投げようとしてワイルドピッチになりましたよね。(2つ目の暴投は)これはワイルドピッチではなくて梅野のパスボールなんですよ。これは受け止めてやらないといけなかった」と苦言を呈した。

 同じく解説を務めた五十嵐亮太氏は「1球抜けたことによってその後に崩れるという印象がついてることもよくないんですけど、同じことが繰り返されているのにも関わらず修正できないところに問題があるのかなと思いますね」と私見を述べ、「自分の技術を見直しているところはたくさんあると思うんですけど、メンタル的な部分も含めて総合的に考えてまた彼のピッチングが良くなることを僕は願いたいですね。持っているものは本当にいいので」と今後への期待を込めた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

 

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