ヘンリー王子夫妻、子供達の称号について激怒か(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月7日付Instagram「The Duke and Duchess of Sussex joined hundreds of veterans and their families at the 91st Field of Remembrance at Westminster Abbey ヘンリー王子とメーガン妃の2人の子供達に、“HRH(殿下)”の敬称が与えられないことが明らかになった。チャールズ国王は子供を王子と王女に任命すると同意したものの、殿下の地位が与えられないことに夫妻は激怒したという。
英メディア『The Sun』が現地時間14日、チャールズ国王がヘンリー王子とメーガン妃の息子アーチー君(3)と娘リリベットちゃん(1)に“HRH”の地位を与えないと報じた。
“HRH”とは「His/Her Royal Highness(殿下または妃殿下)」を意味する王族の敬称だ。
国王は2人の子供達に、近い将来“プリンス(王子)”と“プリンセス(王女)”の地位を与えるという。
ヘンリー王子とメーガン妃は今月3日、チャリティイベントに出席するため英国に到着したが、8日にエリザベス女王が崩御したため現在も滞在中だ。
国王はここ数日間にヘンリー王子夫妻と緊迫した会議を行い、米カリフォルニア州に住む孫達に“プリンス(王子)”と“プリンセス(王女)”の敬称を与える特許状を発行することに同意したという。
同メディアの情報筋は「ヘンリーとメーガンは警備の問題を心配していました。しかし王子と王女であることで、一定レベルのセキュリティを持つ権利を得ることができるのです」と語った。
夫妻は王室離脱後、英国での警察警護を受ける資格を失っており、今年2月には内務省に対して法的争いを開始した。
この人物は「彼らはこの1週間、多くの話し合いの場を設けました」と言い、このように明かしている。
「夫妻は、アーチーとリリベットは王子と王女だと言い張っている。女王が亡くなってからというもの、容赦なく攻めています。さらに彼らはアーチーとリリベットがHRHの称号を得られないことに激怒しているんです。」
そして「同意の上では夫妻の子供達は王子と王女になれるが、現役の王室メンバーではないため、殿下と妃殿下の称号が与えられないのです」と加えた。
故エリザベス女王の祖父である国王ジョージ5世は、1917年に“HRH”を使用する王族の数を制限する規定を定めた。
それによると「君主の直系男子の孫とウェールズ公の長男の長男は、我が国の公爵の子供達が享受する様式と称号をあらゆる場面で使用できる」と宣言されていた。
そのためヘンリー王子夫妻の子供達は、厳密にはアーチー・マウントバッテン=ウィンザー王子とリリベット・マウントバッテン=ウィンザー王女と名乗ることができる。
2人は新国王となったチャールズ3世の息子ヘンリー王子の子供であり、新国王の孫であることから、彼らが望むなら“HRH”称号を得る権利もあるという。
なおヘンリー王子とメーガン妃は2020年に王室離脱した際、殿下と妃殿下を意味する“HRH”の称号を使わないことに同意していた。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月7日付Instagram「The Duke and Duchess of Sussex joined hundreds of veterans and their families at the 91st Field of Remembrance at Westminster Abbey,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)