江本氏「初球からいかないと」。直後に巨人・吉川が適時二塁打

○ 巨人 3 − 2 阪神 ●
＜25回戦・東京ドーム＞

　巨人の吉川尚輝が適時二塁打を放った。

　0−1の5回巨人は先頭のウォーカーが三塁打で出塁するも、大城卓三が二ゴロに倒れる。続く戸郷翔征が空振り三振で2アウト。ここで打席には1番の吉川尚輝。

　すると、同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「1点を取る、取らないは別にして、西を崩すのは大城のところ。初球（※大城初球ファウル）は積極的に打っちゃいけないんですよ。でも、こういう場面は別ですよ。ガンガン初球からいかないと」と指摘。

　吉川は西勇輝が投じた初球を捉え、右中間を破る適時二塁打で同点に追いついた。江本氏は「積極的じゃなくて、ピッチャーは遊んではこない。勝負にくる。そこを狙う。（投手は）早くアウトを取りたいという心理が働く。今のも私の指示通りです」と得意げに話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）