「真夜中のラブ」は、そんな伊東が自身の根幹にある音楽という表現方法に真摯に向き合うべく、声優デビューから10年という節目の年にアーティストデビューを発表、制作した楽曲だ。同曲は“ゲスの極み乙女”や“indigo la End”をはじめ多岐にわたり活躍する川谷絵音の書き下ろしで、川谷独自の文学的な表現と都会的な歌詞に、POPかつ洗練されたメロディーが相まって中毒性の高いナンバー。渾身のテイクが収録された本作はファンならずとも聴きごたえのある仕上がりとなっている。
また、その配信開始に伴い、ソロアーティストとしては初のミュージックビデオも公開された。監督したのは“indigo la End”のMVも多く手掛ける大久保拓朗で、伊東自らがオファーし実現する運びとなった。赤を基調とした映像では、登場人物の女性が描くストーリーと別軸で描かれた伊東の歌唱シーンが「深夜0時半過ぎ」「レッドカード」など印象的な歌詞を鋭く表現しており、楽曲の世界観が見事に具現化されている。
なお、本日オープンした伊東のOfficial Music Siteでは、10月22日に開催されるリリースイベント「Kent Ito 真夜中のラブ Release Event "Waves #1"」のオフィシャルサイト抽選先行受付もスタートしている。ファンはあわせてチェックしておきたい。