漫画家の赤塚不二夫が設立したプロダクション「フジオプロ」が、東京・中落合にある旧社屋で展覧会「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」を開催する。期間は9月29日から10月30日まで。
フジオプロは、1970年に中落合の古い木造家屋である旧社屋に引っ越し、1978年には鉄骨造地上3階建ての仕事場兼赤塚の自宅に建て替えた。改装を繰り返しながら40年以上が経過したが、数年前からの雨漏りと家屋老朽化のため取り壊すことを決定。たくさんの作品が生まれた建物フジオプロを取り壊す前に、「バカは真面目に」をモットーに、赤塚の自由なスピリットを感じられる展覧会やイベントの開催を思いついたという。
同展は、赤塚をオマージュしたアート作品や壁画、フジオプロの年表階段、赤塚が暮らした部屋で1960年代から2002年までの写真を約1000枚を展示するほか、秘蔵プライベートフィルム上映や赤塚の原稿原画、なつかしのグッズ、アシスタントとの思い出、ライブやトークショーなど、「いま」と「破壊」をテーマに展開する。
■フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展「ねぇ、何しに来たの?」会期:2022年9月29日(木)〜10月30日(日)の木、金、土、日(祝日含む)会場:フジオプロ旧社屋(※建物2階は靴を脱いでの観覧のため、靴下着用での来場を推奨)住所:東京都新宿区中落合1-3-15時間:11:00/ 13:00/ 15:00/ 17:00(19:00閉館、※1日4回、各回の最長滞在時間は2時間)入場人数:各回20名(予約入れ替え制)入場料:税込500円・チケットページ 休館日:月、火、水(※ただし10月10日(月)祝日は開催)主催:フジオプロ企画・制作:tadpole-lab / ゴーパッション
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