100万頭に1頭! シロクマじゃない白いクマ「スピリットベア」が米ミシガン州で見つかる

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2022年09月24日 04:11  Techinsight Japan

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アメリカの森に現れた珍しい白いクマ(画像は『Yooper Outdoors #906 2022年9月6日付Facebook「Happy Bear Eve!!」』のスクリーンショット)
今月6日、深い森の中を歩く白いクマの姿を定点カメラが捉えて話題を呼んでいる。このクマは北極圏などに生息するホッキョクグマではなく、一般的に黒や茶色い被毛を持つ種と推測されており、白い被毛を持つクマは確率にして100万頭に1頭という非常に珍しいケースということだ。『FOX Weather』などが伝えている。

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珍しい白いクマが現れたのは米ミシガン州北西部アッパー半島で、猟師が設置していたエサを漁っている姿をトレイルカメラ(遠隔操作により撮影するカメラ)が捉えた。写真を見てみると背の高い木々に囲まれた場所で、頭からつま先まで全身が真っ白の被毛に覆われた1頭のクマが確認できる。

同州の天然資源局の大型肉食獣専門家であるコディ・ノートンさん(Cody Norton)は「他の場所ではなく、この地域でこうした動物が見られて大興奮ですよ。私が知る限りでは、白いクマが目撃されたのはミシガン州で初めてのことです。私たちが調査のために使っているトレイルカメラにはシナモンやブロンド、チョコレート色などの被毛を持つクマがこれまでに確認されており、こちらも非常に興味深いですね」とコメントした。

コディさんによると、この白いクマは2歳ほどの若いクマだという。動物の白い個体と言えば先天性の遺伝子疾患であるアルビノが思い浮かぶが、今回現れたクマはアルビノではなく白い被毛が出現する劣性遺伝子を持つ両親から生まれた個体で、その確率は100万頭に1頭というレアケースだった。

自然界で白い被毛を持つクマが生息しているのは、アメリカクロクマの亜種であるカーモードベアが生息するカナダ西部ブリティッシュコロンビア州のグリベル島とプリンセス・ロイヤル島がほとんだ。神聖なその姿から現地で「スピリットベア」とも呼ばれている白いクマは、カナダ西部に10〜20%ほど生息していると言われる。

おもな生息地であるカナダでもこれだけ個体数が少ないにもかかわらず、アメリカで姿を見せたカーモードベアの姿に多くの人が驚き、写真はネット上で広く拡散されている。写真を見た人からは「本当にシロクマみたい」「なんてスペシャルで美しいクマなんだ」「素敵な写真だ。成長して大きくなった姿を見られるといいな」など驚きの声が相次いだ。

今回姿を見せた白いクマは遺伝子検査などを行っていないため、カナダのカーモードベアと遺伝的な繋がりがあるかどうかは明らかになっていない。州天然資源局ではクマやピューマなどの大型肉食動物の目撃情報があった際に調査を行うが、珍しい色の被毛を持つクマを探し出して確認するようなことは行わないという。

コディさんは「色違いのクマ(ブラウンやブロンド)については遺伝が関係していると推測していますが、白いクマに関してはカナダ以外ではあまり見かけないので遺伝が関係しているのかどうか明言はできません」と見解を述べた。


なお過去には、南大西洋の島にいた約12万羽のペンギンの中に1羽だけ黄色いペンギンが見つかり注目を集めていた。

画像は『Yooper Outdoors #906 2022年9月6日付Facebook「Happy Bear Eve!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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