54歳独身女性、厚生年金を25年支払い、それ以降は、国民年金です。将来いくらの国民年金をもらえますか?

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2022年09月24日 20:31  All About

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金に関することは難しい用語が多く、不安になる人も。そんな初心者の疑問に、専門家が回答します。今回は、将来の国民年金の受給額についてです。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、将来の国民年金の受給額についてです。

Q:私がもらえる国民年金額はいくらですか?

「私は、54歳独身女性です。厚生年金保険料を25年間支払った後、派遣社員として46歳から国民年金保険料を60歳まで支払う予定。これからも働き続ける予定です。年金は、65歳からもらいますが、私がもらえる国民年金額は、いくらになりますか?」(匿名希望さん)

A:国民年金に60歳まで加入すると合計39年なので、65歳からもらえる老齢基礎年金は年額75万8355円(2022年度)となります

相談者は、過去に厚生年金に25年間加入し、46歳からは派遣社員として働き国民年金に加入しており、今後も働く予定とのこと。国民年金は60歳まで加入できますので、相談者も60歳まで加入すると仮定して説明します。

厚生年金に25年間加入していた期間は、国民年金にも加入していたということになりますので、相談者の60歳時点における国民年金加入期間は、以下のように合計で39年間(468カ月)となります。

厚生年金に加入した25年間(300カ月)+46歳から60歳まで国民年金に加入する14年間(168カ月)=国民年金加入期間は39年間(468カ月)

将来、国民年金からもらえる「老齢基礎年金」の受給額ですが、2022年(令和4年)度の老齢基礎年金の満額は77万7800円です。国民年金を全期間40年間(480カ月)支払うと、この金額がもらえます。相談者の場合は39年間(468カ月)なので、満額まで12カ月足りません。以下の計算式で、老齢基礎年金の受給額の計算ができます。

77万7800円(2022年(令和4年)度)×加入期間468カ月/480カ月=年額75万8355円

したがって、相談者が65歳からもらえる老齢基礎年金は年額75万8355円となります。この金額に厚生年金に加入していた25年分の老齢厚生年金も上乗せしてもらえます。65歳になる約3カ月前に年金機構から送られてくる年金請求書で忘れずに請求手続きをしましょう。

文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)

銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行う。現在は年金事務所にて、年金相談員も担当している。
(文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士))

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  • 派遣会社でも厚生年金に入れると思うんだけど、勤務時間短くしたりしてるんですかね?
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