今月13日午前10時頃、米カリフォルニア州ロサンゼルスにある「ハリウッド高校(Hollywood High School)」で銃乱射事件が発生しているという通報が警察に届き、現場は黄色い規制テープで仕切られて立ち入り禁止となった。のちにこの情報はデマと判明したが、地域の人々だけでなく1台の配達ロボットも迷惑を被った。
現場近くにいたウィリアム・グーデさん(William Gude)は当時、事件の行方を規制テープの外から見守っていたが、そこに自動配達ロボット“コニー(Connie)”が現れた。ロサンゼルス地域の警察活動を記録するツイッターアカウント「Film the Police LA」に関わるウィリアムさんが撮影した映像には、歩道をゆっくりと進むコニーの姿が映っており、その先の横断歩道は規制テープが張られて通行止めとなっていた。その手前にはテレビ局のカメラマンらしき男性が立っており、コニーは男性を障害物と認識して一時停止した。
画像は『TODAY 2022年9月14日付「Food delivery robot rolls through crime scene in viral video」(NBC News)』『Film The Police LA 2022年9月13日付Twitter「A food delivery robot forces it’s way across a police crime scene.」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)