ヤクルト、投打がガッチリ噛み合い優勝M2!高津監督「強く勝ちたい」

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2022年09月25日 07:11  ベースボールキング

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5回を無失点で投げ終え、山田(右)とベンチに戻るヤクルトのサイスニード=神宮(C)Kyodo News
○ ヤクルト 8 − 1 DeNA ●
<23回戦・神宮>

 降雨の影響で試合開始が1時間30分遅れたなか、首位・ヤクルトがDeNAに8−1で勝利し、優勝マジックを「2」にした。

 高津監督は「僕も長く神宮でプレーさせて貰っていますけどあんなに水が溜まるのは初めてだった。でもこれだけ沢山のお客さんが入って頂いてますし、1時間半遅れましたけど、遅れてもプレイボールコールがかかったというのは、作業してくれた皆さんに感謝しています。勝つ試合が見せられたのは、大変でしたけどいい一日だったと思います」とセンターに溜まった水を必死に取り除く作業をしたスタッフに感謝。

 「今日は投打共にしっかりと立ち上がりを意識して入ろうと(試合前に)言いました。グラウンドの状況も厳しくて、開始時間もずれる中しっかり集中力を持ってゲームに入ってくれたのかなと思います」。

 ヤクルトは初回、山崎晃大朗の適時打で幸先よく先制すると、2回にはオスナの第18号ソロ、3回にオスナの犠飛、宮本丈の適時打で2点を追加し、5回にはオスナ、宮本の適時打でさらに2点を加えた。7回には中村悠平の第5号2ランで試合を決めた。高津監督も打線について「先制したのはもちろん良かったですし、その後追加点を取れたのはもっと良かったと思います。最近は中々打線が繋がらなかったので、今日はよく機能したと思います」と評価した。

 先発・サイスニードは、試合開始が遅れたことを全く感じさせない投球で、8回途中1失点で9勝目。高津監督は「肩を作るのも難しかったですけれども、よくあそこまで投げてくれたと思います。状態が良い悪いではなく、精神的に充実してる様に感じました。落ち着いてるけども、盛り上がっている感じは受けました。しっかり1年間(ローテーションを)守ってくれるというのは凄く大事というか心強いというか、負けることももちろんありますけど、それでも週1回先発のマウンド立ってくれるのはこちらからしたら凄く嬉しい選手の1人です」と褒めた。

 優勝マジックを「2」としたヤクルトは、25日のDeNA戦に勝利すればリーグ連覇が決まる。高津監督は「明日(25日)勝ちたいですね。強く勝ちたいと心に思っています」と意気込んだ。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

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