松中氏「センスの塊だった」引退する鷹・明石へ労いの言葉

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2022年09月25日 07:52  ベースボールキング

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引退試合で内野安打を放ったソフトバンク・明石
◆「本当にお疲れさまでした」

 今季限りで現役を引退するソフトバンクの明石健志選手(36)が24日、自身の引退試合として開催された本拠地でのロッテ戦に代打出場。通算648本目の安打を放ち、現役生活に終止符を打った。

 6点リードで迎えた7回、一死無走者の場面で「代打」で登場すると、カウント0−2からの3球目を振り抜いた打球は、相手投手の八木彬を強襲。カバーに入った一塁手・井上晴哉との競争を制し、記録は投手への内野安打となった。現役最終打席にHランプを灯した明石は、代走を送られ1打席限りで交代。最後は涙を流しながらファンの喝采を浴びた。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した元ソフトバンクの野球解説者・松中信彦さんは、「本当にセンスの塊というか、入ったときからそんなに身体は大きくなかったんですけど、センスのあるバッターだった。いろんなポジションを守れたし“センスがある”その一言だった」と明石についてコメント。

 試合後のセレモニーでも涙を流しながらファンへ挨拶する姿を見て、「これだけ泣く子だとは思ってなかった。いつもクールで言葉もそんなに発さないんですけど。本当にお疲れさまでしたの一言ですね」と現役時代に共闘した後輩を労った。

 また、同じく番組に出演した平松政次さんは、「明石選手はどこでも守れるユーティリティプレイヤー。それを支えたのは足なんですよ。足があったからここまでできた。いい選手でしたね」と、長らくバイプレーヤーとして鷹を支えてきた明石に賛辞を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


【実際の動画】一塁を駆け抜け大粒の涙…明石が通算648本目の安打で引退試合飾る

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