牙むき出し!?「めちゃめちゃ怖いみかん」に驚きの声 本当はとっても甘くて美味しい品種なんです

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2022年09月25日 08:00  まいどなニュース

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ば、化け物…!?と思ってしまうみかん ※のま果樹園さん提供

「めちゃめちゃこわいみかんいた」と、愛媛のみかん専門店「のま果樹園」さん(@nomakajuen)がTwitterで公開された写真が話題です。投稿者に聞きました。

【写真】順調に育てば、こんなみかんになるはずでした…品種は甘平

これって、バケモノの横顔なのでは…?と、思えてしまうほどの衝撃的な写真。実がぱっくりと裂け、内側の裂けめの部分が茶色く変色し、中身が無数の牙のように飛び出しています。あまりにもグロテスクな光景に、リプ欄も大騒ぎに。

「こわい葉っぱのツイートを思い出しました」
「獲物を待ってますね( ´~`)ww」
「みかん狩っていいのは狩られる覚悟があるやつだけだ」

また、マリオシリーズから「ワンワン」や「パックンフラワー」のほか、「エヴァンゲリオン量産機」「ヴェノム」「エイリアン」など、この光景から連想されるキャラクターやアニメ・映画作品などを挙げる方も。

さらには、「未完(みかん)のまま裂けてしまったのですね」と、ギャグを披露する人もいたりなど、各々が思い思いのコメントを書き込み、盛り上がりをみせています。

裂けたみかんは「甘平」、愛媛のオリジナル高級品種

のま果樹園さんによると、このみかんは「甘平(かんぺい)」と呼ばれる愛媛のオリジナル高級品種。外皮が薄く、実がしっかり詰まっているのが特徴です。大雨の影響で、木の根が水を多く吸い上げてしまい、実の外皮が内圧に耐えられなくなったことで、ぱっくりと裂けてしまったそうです。

さらに、のま果樹園さんでは、冒頭の写真から2日後の様子の写真も公開。よりグロテスクさが増していますね。

みかんのこんな状態は、甘平やその他の柑橘類を扱う農家や販売業者では、見慣れた光景なのでしょうか? のま果樹園さんに詳しく話を聞きました。

――写真のみかんはすごい裂け方をしていますが、普段はもちろん裂けていない状態で育っているのですよね? 通常の甘平は形にどんな特徴があるのでしょう?

のま果樹園さん:もちろん裂けていない状態で育っています。これから1月の収穫まで、裂けることなく育てるのが大変な品種です。甘平という名の通り、扁平な形をしています。

――吸い上げた水の内圧で外皮が裂けてしまうほど、実が詰まっていることがうかがえます。そんな甘平のおいしさの秘訣とは?

のま果樹園さん:さじょう(実の中の一つ一つの粒のこと)が強く、他の柑橘類にはないシャキシャキした独特の食感が楽しめます。また名前に“甘”と付いているとおり、非常に甘みの強い品種でもあります。

――「甘くて平べったい」から甘平なのですね。今回のように裂けてしまうことはよくあるのでしょうか?

のま果樹園さん:柑橘類はどれも同じように、大雨による急激な果実の膨張に外皮が耐え切れずに裂けてしまうことがあります。“裂果”という現象です。中でもこの甘平は外皮が薄く、力強い粒がパンパンに詰まっていることで、降雨後に裂けてしまうことが多く、栽培が難しいとされています。ただ、外皮が裂けたとしても中の果肉まで割れていることは珍しく、今回のようなものはあまり見かけることがありません。

収穫後については、例えば輸送中に衝撃で裂けてしまうことはあり得ますが、割れてしまうと商品にはなりませんので流通することはありません。

  ◇  ◇

雨などによって果実が膨張し、外皮が裂けてしまうのは、甘平をはじめとする柑橘類にはよくあることだそうです。しかし、ここまでぱっくりと割れてしまっているのは珍しいようですね。そんな珍しい写真で、多くの方々の度肝を抜いたのま果樹園さんですが、このようにも話されます。

「今回はとてもこわい『甘平』をご紹介しましたが、本当はみかんの概念を覆すような衝撃的なおいしさの品種です」

のま果樹園さんも太鼓判を押す甘平。その収穫時期は1月下旬、食べ頃は2月初旬から末あたりまでと言われています。

「(この時期に)見かけたらぜひ一度食べてみてください。本当にびっくりします!のま果樹園のTwitterもよろしくお願いします!」(のま果樹園さん)

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))

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  • 甘平これマジで美味かった。甘いだけじゃなく程好いコクもあって食べ応えがいい。
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