Apple、スーパーボウルの舞台に再び、ハーフタイムショーのスポンサーに

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2022年09月25日 08:21  マイナビニュース

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NFL(米アメリカンフットボールリーグ)は9月23日(現地時間)、米Appleとスーパーボウルのハーフタイムショーに関する複数年のパートナーシップを結んだことを発表した。2023年2月12日にアリゾナ州グレンデールで開催されるSuper Bowl LVIIから、Apple Musicがハーフタイムショーの公式スポンサーになる。


アメリカン・フットボール・カンファレンス (AFC) とナショナル・フットボール・カンファレンス (NFC)の優勝チームがNFL王者を争うスーパーボウルは、米国でテレビ中継の視聴者を最も集めるスポーツイベントだ。試合だけではなく、巨額の予算が注ぎ込まれるTVCMや、前半と後半の間にトップアーティストがパフォーマンスを披露するハーフタイムショーがスポーツファン以外の視聴者も広く惹きつける。国民的イベントになっている。前回Super Bowl LVI(2022年2月13日)のハーフタイムショーは、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、50セント、エミネム、ケンドリック・ラマー、メアリー・J.ブライジが出演した「初のヒップホップ・アクト」として大きな話題になった。

Appleとスーパーボウルというと、同社が1984年にスーパーボウルで放映したCM「1984」(リドリー・スコット監督)が有名だ。ジョージ・オーウェルの「1984年」で描かれたディストピアを思わせる短編映画のようなCMは、記憶に残るCMとして話題になり、CM枠の中でクリエイティビティを競うその後のスーパーボウルCMを生み出した。



そのAppleがハーフタイムショーのスポンサーになる。ショーの構成や演出に同社が関わるのかは不明だが、エミー賞のプライムタイム・クリエイティブ・アートで複数部門受賞した今年のハーフタイムショーを超えるようなショーへの期待が高まっている。



ハーフタイムショーのスポンサーは2013年から今年までPepsiが務めていたが、スーパーボウルはCM枠が世界最高額であり、ハーフタイムショーのスポンサー契約も巨額だ。Pepsiはスーパーボウルの長期パートナーシップは維持しながらも、ハーフタイムショーのスポンサー契約を更新しなかった。



NFLの発表の後、Appleは2つのスーパーボウルに関するApple Musicのプレイリストのアップデートを行った。1つは、レディガガやビヨンセ、プリンスなど、過去のハーフタイムショーの出演者のエッセンシャルプレイリストを集めた「Halftime Headliners」の追加、もう1つはスーパーボウル会場のようなスタジアムで観客が盛り上がる楽曲を集めた「Stadium Anthem」(AC/DC「Thunderstruck」、Queen「We Will Rock You」など)。(Yoichi Yamashita)

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