<反抗期で迷う>放っておくと提出物を出さない・課題をやらない中1のわが子。どうすればいい?

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2022年09月25日 17:40  ママスタジアム

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小学校から中学校に上がると、なんとなく今まで通りに親が子どもに関わることはいいことなのか、悪いことなのかと考えてしまうことはありませんか? もう子どもじゃないんだから……なんて思う反面、義務教育中だしまだまだ子どもみたいに手がかかるから、目を離すわけにもいかないと考えることもあるかもしれませんね。

今回ママスタコミュニティに寄せられた投稿も、中1のわが子に手がかかって困っているというお悩みでした。
『うちの子は学校の提出物を全然やりません。提出しないことも多いようで、先生から言われてびっくりすることが何度もありました。私が声かけをしても「やった」「提出した」と嘘をつくのでどうにもなりません。成績もあまりよくなくて、内申はぼろぼろです。いつまでこんな感じなのか、このまま中2・中3となったら受験勉強も親が張りついて声かけしないと何もやらないのか……。終わりが見えなくて正直しんどいです、疲れました』
学校の先生から言われて驚く投稿者さんのお気持ち、よくわかります。筆者の子どもも、とかく課題や提出物をスルーしてしまう子どもだったので、三者面談で何度頭を下げ、子どもに注意をしたことかわかりません。

子どももその場ではわかった風な態度をとるのですが、なかなか響かずママが苦戦する羽目になるなんてことも珍しくないのかもしれません。このような投稿者さんのお悩みに、ママたちはどのような反応を見せるのでしょう。

ママたちから共感の声が続々と寄せられた


『うちの子もまったくやらない子で、懇談終わりに毎回泣いていたよ。みんなより頑張れって言っているんじゃなくて、みんながやっていることをやってほしいんだよね。でも本人にやる気がないと何を言っても響かない』
『自分の時間すべてを子どもの宿題や勉強チェックに使わないといけないし、教えないといけないこともあるから自分で一度解くこともある。だから仕事が休みの日なのにまったく休まらない。先輩ママたちには「やっていないと親が学校から呼び出されるよ」とか「今だけだから」って言われるけど、疲れるよね』
お子さんが提出物を出さない、課題をやらないことで苦しんでいるママたちからたくさんのお嘆きと共感の声が寄せられました。ママたちは、遊ぶ時間や寝る暇を惜しんで課題をやれと言いたいわけではないんですよね。少しの時間頑張れば終わることなんだから、先延ばしにせず今やってしまおうと言いたいだけなのでしょう。

子どもの提出物問題、解決への鍵は


もう中学生、されど中学生。提出物を出し忘れたり課題を後回しにしたりしているとどうなるのか、あまりピンとこないかもしれませんよね。解決への鍵を見つけるため、ママたちの声を見てみましょう。

子どものためと思いしっかり関わる

『ほっといて自分が困るって子どもがわかるのは、高校・大学へ行ってからだと思う。または社会に出たとき。今はまだ義務教育中。疲れても親の役目と思って頑張ろう』
中学生頃の年代ともなると、思春期特有のイライラや不安定さなどもあるため、親が必死に関わろうとしても拒否・拒絶されることもあると思います。また、親も何度も何度も同じことを言い続けていると疲れてしまいますよね。

しかし今は子どものためと割り切って、親が積極的に関わっていくことで問題解決につなげていこうと考えているのかもしれません。

学校と連携して改善を目指す

『親が書かなきゃいけない書類も持ち帰ってこなかったり、私に出さないので期限を守れなかったりした。だから直接担任と連絡を取るようにしたよ。課題をやらない場合は、放課後残ってやらせるようにお願いもしていた』
筆者も提出物や課題の未提出などについては、学校と連携を取り、重要な書類があるときや未提出が目立ってきたら筆者に連絡を貰えるようにしていました。連絡をもらうことが難しいようであれば、家庭からの提出物は必ず翌日に出しますと伝えておき、翌日に出ていない場合は連絡をもらえるようにお願いしていました。

不必要に関与せず様子を見る

『もう中学生なんだし、親はノータッチでいいのでは。受験に不利なことに気づくかどうかだよね。提出物をきちんと出せることって評価にもつながるから』
親が関わりすぎることで、子ども自身の成長を妨げてしまう可能性もある……、そのように考えて子どもにすべて委ねて様子見をしているという声もありました。たしかに放っておくと、内申や成績に悪い影響を及ぼすかもしれません。しかし先回りして親が働きかけてしまうと、自分で何も考えなくなってしまうかもしれない。そのように考えているのかもしれませんね。

ほどほどの距離感で関わることがベスト?


投稿者さんが投げかけたお悩みに対し、ママたちの回答の大半は「関わった方がいい」というものでした。しかし手取り足取り、1から10まで指示を出してしまうと、子どもが自分で考え行動しようとしなくなるかもしれませんよね。また、多感な思春期を迎える子どもたちに煙たがられてしまう可能性もあります。

それならば思い切って、干渉しすぎないようにしながら放置もしない、「ほどほどの距離感」で向き合ってみてはいかがでしょう。ママは心配かもしれませんが、口を出しすぎると耳を貸してくれなくなる可能性もありますよね。だからこそ、近すぎず遠すぎずの距離感で関わることがベストではないでしょうか。

普段は「今日は提出物ある?」とか「課題ちゃんとやっている?」と軽く声かけをするだけ。テスト前などの明らかに提出物があるときは、もう少しだけ歩み寄って課題の進捗や、何日までに提出するのかを聞いて声掛けの回数を増やしてみる。急かしたり注意したりではなく、リマインダーの気分で声掛けし続けてみてはいかがでしょう。

周囲に助けてもらいながら子どもにあったサポートを考えよう



ただやはりそれだけでは心配でしょうし、まだまだ未熟で成長途中の子どもを導く役割も親にはあります。だからこそ家庭だけではなく、学校やお友だちなどの協力・連携が不可欠なのかもしれません。ママの声が響かないときでも、先生や友人からの声なら届く可能性もあります。進捗状況や現状把握、課題をやらせるにはどうしていけばいいかのアドバイスなど、ママだけで考えず周りに協力を求め、連携して解決への道を模索していきましょう!

いい距離感を保ちながら子どもに関わり続け、足りない部分を学校や塾、お友だちなどに助けてもらう。そうすることで、わが子が少しでも向き合うべきことへの姿勢を変えていけるよう導いてあげられるといいですね。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

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