長島哲太「マシンを開発していく上で理解度が上がった」/MotoGP第16戦日本GP決勝

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2022年09月25日 22:50  AUTOSPORT web

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長島哲太(HRCチーム)/2022MotoGP第16戦日本GP
9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの決勝レースが栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、長島哲太(HRCチーム)はリタイアに終わった。

 決勝日は前日の雨とは打って変わり雲ひとつない快晴となったが、朝のウォームアップ走行では、いきなりマシントラブルに見舞われる。V字コーナー手前でストップしたマシンを置き、マーシャルバイクでピットに戻り、もう1台のマシンで出走。短いウォームアップ走行でのトラブルは、少しでも多く周回したい長島にとっては痛かったが、決勝では気温も上がり、タイヤチョイスも変わるほどだったため、あまり参考にならなかったのは不幸中の幸いだった。

 レースでは、レギュラーメンバーについていきながら、走りを観察し、自分自身のライディングスタイルを、どう変えていくかを考えながら周回を重ねていたのだが……。

「転倒という結果に終わってしまい申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいですね」

 MotoGPクラス初めてのスタートは悪くなかったが1コーナーから2コーナーでのポジション取りで“レース感”の差を感じたと言う。ポジションは落としたものの、前の集団には等間隔でついていくことはできていた。

「まったく相手にならないというわけでもなく、15、16番手のグループについていくことができていました。もっと前のグリッドに並べていれば、みんなとレースができる手応えがありました。タイヤもよかったですし、これからタンクが軽くなってペースを上げられると思っていたので、余計に悔しいですね。最後までレースをしたかった」

 レースは序盤が終わり、折り返しを迎えようかという10周目の1、2コーナーのところで長島は、転倒を喫してしまう。原因は完全に自分のミスだという。

「レギュラーライダーと走るためにライディングスタイルを変えなくてはいけないと、アタマの中では分かっているのですが、土曜は雨でしたし、時間的な部分で足りなかったというのが現状でした。レース中も、いろいろ試しながら走っていたのですが、1、2コーナーでリヤがそのまま抜けてしまいました。ライダーとして転倒はしてはいけないことだと思っていますし、この場を用意してくださったHRCに申し訳なかったです」

 幸い怪我はなかったが、レースも半分に満たない段階での戦線離脱は悔しかった。

「走りの面やマシン面でも、こうしていかなければならないのが分かりましたし、逆に変えなくてもいいところもありました。そこが自分の強みでもあったのですが、周りを意識し過ぎて消してしまった部分もあったので、レースに参戦させてもらって分かったことも多かったです」

「マルクやポルは、アドバイスをくれましたし、マシンの開発をしていく方向性の情報共有もできたので、非常に有意義なワイルドカード参戦でした。現場にいるからこそ分かることもありましたし、マシンを開発していく上で理解度が上がったと思います」

 今回のワイルドカード参戦でMotoGPライダーとして、また一歩成長した長島がホンダRC213Vをいい方向に開発していくことが責務となる。
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