ベースは半世紀以上前のクルマ? レトロなキャンピングカーの作り方

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2022年09月26日 11:32  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
キャンプブームを背景に巷でキャンピングカーを目にする機会が増えてきた。ベースとなっているクルマはトヨタ自動車「ハイエース」などが多いが、人と違う1台を求めるならクラシックカーで作ってみるのはどうだろう。どんな仕上がりになるのか、素敵なサンプルを見つけたのでご紹介したい。


○クラシックカーならでは魅力とは?



アソモビで目に留まったのはベッドフォード「CA」なるクルマだ。



このクルマは英ボクスホール傘下のベッドフォードが1952年から1969年まで生産していた小型商用車。セミキャブオーバーレイアウト構造のボディはフロント部が極めて短く、まるでダックスフンドのようなスタイルをしている。顔はパグ犬に似ている。


「CA」のシャシーを使ったキャンピングカーは1960年代から作られていたそう。出展社である晨風(しんぷう)の廣井聖司代表に聞いたところ、展示車両も現地で実際にキャンピングカーとして使われていた車体だという。



あらためて車両をチェックみると、屋根を開閉させるドアモービル社のキットや後部座席のキッチン設備などが確認できた。

ドアは前の左右と後ろの3ドアタイプ。車内に備えるシートは倒すとフルフラットになる。


「CA」の現状を廣井さんに尋ねると、今から50年以上前のクルマだけにイギリスでも個体数は減っているそう。販売価格は為替レートにもよるが、現状で大体500万円ほどだという。キャンピンカー用としてよりも、キッチンカーなどビジネス用としての問い合わせが多いとのことだった。



ちなみに晨風では、輸入したクルマの現状販売もできるし、要望に応じてカスタムしてから販売することもできるそうだ。「CA」ベースのキャンピングカーで出かければ、街でもキャンプ場でも注目を集めることは間違いない。


安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。twitter:@andYSYK。 この著者の記事一覧はこちら(安藤康之)

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