<親子の縁を切る>許すべき?できない……娘への感情に決着をつけるとき【第4話まんが:母の気持ち】

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2022年09月26日 20:51  ママスタジアム

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前回からの続き。これは数年前の話です。私カズコは75歳。私は娘・サエコと縁を切ることにしました。幼い頃からサエコは同居する義両親に、「ママに怒られた」と甘え、それでは飽き足らずまわりの大人にも「ママに虐待されている」と嘘をつくように。

高校生になると私が介護疲れで倒れてしまったときに、手を差し伸べてくれず強く突き放されました。あのときの絶望感は今でも忘れられません。一方、どんなときでも私の味方でい続けてくれたのがサエコの4つ下の弟・長男のケンタロウ。家族のなかで唯一やさしい彼だけが、私の心の支えでした。
実母から絶縁された4-1

実母から絶縁された4-2
世間の人は、「母親ならわが子がどんなことをしても、無償の愛ですべて許すべき」と言うのでしょうか。でも、母親だってひとりの人間ですし、心があります。たとえ血の繋がった子どもでも、許せないことや忘れられないことがあるのです。さんざん私を追い込んでおいて、いざ自分が困ったら「助けて」と言われても、今さら納得できません。

実母から絶縁された4-3
私にとってサエコへのこの長年の感情に決着をつけるのは、人生の終わりに必要なことだと思いました。家も処分して、一歩ずつ人生の終わりに近づいている自分。そろそろ何者にも縛られたくない、自分の精神を自由にしてあげたい……そう思ったのです。私はもう、生きているあいだにサエコと会うつもりはありません。私の選択は間違っているのでしょうか。
みなさんはどう思いますか?

【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・Michika 編集・荻野実紀子

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