無印良品が化粧水と乳液の詰替用を発売　プラスチック量を約4分の1に削減

無印良品が、スキンケア用品のうち化粧品や乳液などの詰替用品15アイテムを発売する。9月28日から全国の店舗とオンラインストアで取り扱う。今後、2023年度中に全てのスキンケア用品で詰替用を販売していく予定だ。

　無印良品のスキンケア用品は、年間約2500万個を売り上げる定番かつ人気の商品で、リピーターの顧客も多く、詰替用の要望もあったことから販売が決まった。プラスチックの廃棄量削減に関する取り組みとして、これまでは使用済みボトルの回収を行なってきたが、詰替パウチはボトルと比べて包材のプラスチック量が約4分の1となり、1本あたり約22gの削減、年間では約91トンのプラスチックを削減できると想定する。またボトルのキャップをスクリュータイプから片手でも開閉しやすいワンタッチキャップに変更し、中栓がなくなったことで詰め替えしやすい仕様とした。
　今回発売する詰替用は、岩手県釜石市の鉱山でとれた天然水を使用したスキンケアシリーズの「化粧水 敏感肌用」（3タイプ、税込490円〜590円）、「乳液 敏感肌用」（3タイプ、同490円〜640円）のほか、「導入美容液」（同990円）、「拭き取り化粧水」（同1090円）など全15点を揃える。

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