チェルシー、蘭代表DFダンフリースへの関心を継続…1月にオファー提示の可能性も

チェルシーがインテル所属のオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースに関心を寄せているようだ。26日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　現在26歳のダンフリースは右サイドバック（SB）や右ウイングバック（WB）を主戦場とするプレーヤー。母国のスパルタ・ロッテルダムやヘーレンフェーン、PSVを経て2021年夏にインテルに加入。すぐさま主力に定着し、ここまで公式戦通算54試合出場7ゴール8アシストという成績を残している。また、2018年10月にデビューを飾ったオランダ代表でも主力として活躍。今月のUEFAネーションズリーグ（UNL）では2試合連続でフル出場を果たした。

　今夏の移籍市場でもダンフリースに関心を寄せていたチェルシーだが、現在も同選手の動向を注視しているという。報道によると、同クラブのグレアム・ポッター新監督もダンフリースの能力を評価しており、獲得に興味を示しているようだ。チェルシーは早ければ来年1月の冬の移籍市場で、同選手の獲得に乗り出す可能性があると伝えられている。

　なお、インテル側に1月のダンフリース放出の意思はないと伝えられている。しかし、26日のイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は、財政難に陥っているクラブが状況改善のために1月に同選手を売却する可能性も低くはないと指摘。また、インテルの要求額は4000万ユーロ（約56億円）程度とされているが、チェルシーがこれを上回る金額を提示する可能性が高いとも伝えている。

　ダンフリースに対しては他の複数クラブからの関心も噂されている。果たして選手本人は1月にどのような決断を下すのだろうか。