マンチェスター・U所属のイングランド代表DFルーク・ショーが、多くの批判を浴びている同DFハリー・マグワイアについて言及した。27日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
2019年夏からプレーするマンチェスター・Uで主将を務めているマグワイア。しかし、直近のパフォーマンスは必ずしも高いとは言えず、ファンからの批判が集まることもしばしば。今季はリーグ戦でのスタメン起用は2試合にとどまるなど、エリック・テン・ハフ新監督のもとで定位置を失いつつある。
そうした状況でも、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督からの信頼は厚く、今月のUEFAネーションズリーグ(UNL)でも2試合連続でフル出場を果たした。しかし、現地時間26日に行われたドイツ戦では、FWジャマル・ムシアラをボックス内で倒し、先制点につながるPKを献上。再び批判の対象となっている。
ドイツ戦に出場したショーは所属クラブの同僚でもあるマグワイアについて「ハリー(・マグワイア)は素晴らしい選手で、素晴らしい性格の持ち主だよ」とコメントした上で、同選手に集まる批判について次のように語った。
「彼は決して隠れることなく、常にスポットライトを浴び続けている。強さと性格を表していると思うよ。彼が素晴らしい選手だということはみんなが知っていることだ。今は世界中が彼を敵視しているようなので、自信が持てないのかもしれない」
「しかし、彼は代表にとって重要な選手だ。選手もスタッフも彼を応援しているよ。代表ウィークの2試合でプレーしたことはガレス(・サウスゲート監督)の彼に対する信頼を示している。彼がイングランド代表の一員であるということを理解し、受け入れなくてはならない」
なお、ショーはドイツ戦にフル出場を果たし、1ゴールを記録。データサイト『Sofascore』ではチーム内で2番目に高い10点満点中7.2点の評価を受けている。