ドコモ、au、ソフトバンク、楽天の「光回線サービス」は何が違う? お得度と注意点まとめ

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2022年09月28日 16:02  ITmedia Mobile

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ドコモ光のタイプ別料金

 2022年度は間もなく下半期に入ります。「引っ越しのためにインターネットを引く必要が生まれた」という方、あるいは「既にインターネット(またはモバイルWi-Fiルーター)を使っているが、速度が遅いため、他のサービスへの切り替えを考えている」という方もいると思います。



【その他の画像】



 各事業者がさまざまなサービスを提供していますが、この記事では、「ドコモ光」「auひかり」「SoftBank光」「楽天ひかり」など、各通信キャリアの名前がついている光回線サービスの概要(料金プラン、スマートフォンとのセット割引、工事費)をまとめています。なお、ドコモ光、SoftBank光は最大通信速度が10Gbps、auひかりは最大通信速度が10Gbps、5Gbpsのプランがありますが、対応エリアは一部地域に限られますので記事で扱うサービスは最大速度1Gbpsのみとします。



 また「光回線の速度が遅い・速い」は議論が尽きないテーマです。速度が速い光回線の選び方についても関心が高い方も多いでしょう。簡単ではありますが、この記事ではインターネット速度が速くならない要因についてもいくつかピックアップしています。ご自身で解決できるもの・解決できないものがありますが、少しでも対処法を知っていただければと思います。記事内の表記は全て税込みです。



 各種キャンペーンについては、各通信キャリアが公式に発表しているもので、工事費、基本料金割引に関するもののみ記事で取り扱っています。キャッシュバックや割引内容は各代理店によって異なります。



●大手通信キャリア唯一、新規工事費が無料のドコモ光



 NTT東西の光回線を利用してサービス提供しているドコモ光は「光コラボレーション事業者(以下光コラボ)」と呼ばれています。対応エリアはNTT東西のフレッツ光と同じで、「ドコモ光1ギガ」の月額料金は戸建タイプが「タイプA」で5720円(2年定期契約。解約金は5500円)と「タイプB」で5940円(2年定期契約。解約金は5500円)。マンションタイプが「タイプA」で4400円(2年定期契約。解約金は4180円)と「タイプB」で4620円(2年定期契約。解約金は4180円)です。



 戸建タイプ、マンションタイプそれぞれ定期契約なしの契約を結んだ場合は、それぞれ月額料金が1650円、1100円高くなります。なお、固定電話サービスを利用する場合は、別途550円毎月かかります。



 このように戸建タイプ、マンションタイプにはそれぞれ「タイプA」「タイプB」と2種類の月額料金が用意されていますが、これは提携するプロバイダーによって料金が異なるためです。なお、ドコモ光が提携している地域のケーブルテレビ事業者をプロバイダーに選定することもできる「タイプC」を選択することもでき、その場合は戸建タイプが5720円(2年定期契約)、マンションタイプが4400円(2年定期契約)で利用できます。



 ドコモ光のプロバイダーは合計23種類(2022年9月21日時点)。各プロバイダーによって、還元されるキャッシュバック額、訪問サポートの内容、セキュリティサービスの内容などが異なります。さらにドコモ光の受付窓口である販売代理店によってもその内容は異なります。「どのプロバイダーを選べばいいか?」については、キャッシュバックの金額も重要ですが、それ以上に通信速度に関係してくる「IPv6(IPoE)接続」や「IPv4 over IPv6接続」に対応しているプロバイダーを選択することが重要です。



 各プロバイダーの契約者数、設備によって通信速度は異なるため一概には言えませんが、通信速度が速いといわれているプロバイダーは「IPv6(IPoE)接続」や「IPv4 over IPv6接続」に対応しているところがほとんどだからです。ちなみに、上記の月額料金はプロバイダー込みの月額料金なので、NTT東西のフレッツ光のように別途プロバイダー料金を支払う必要はありません。



 ドコモのスマートフォンとのセット割引である「ドコモ光セット割」は、5Gギガホプレミア、5Gギガホ、ギガホプレミア、ギガホなどのデータ大容量〜無制限プランで毎月1100円割引、5Gギガライト、ギガライトなどのデータ量を使ったら使った分だけ支払う段階性料金プランで毎月550円または1100円の割引を永続して受けられます(1GBまでのステップ1は対象外)。新規受付が終了したプランでも、ドコモ光セット割が効くプランもあります。



 そして、このドコモ光セット割は同一ファミリーグループ内の家族回線にも20回線まで適用させることができます。さらに、同一ファミリー割引グループ内での回線数に応じた割引「みんなドコモ割」、毎月のドコモの携帯電話の支払いをdカードにすることによって受けられる「dカードお支払割」とも併用が可能です。



 ドコモ光の工事費は戸建タイプで1万9800円、マンションタイプで1万6500円。これがドコモ光新規工事料無料特典により無料になります(電話工事費、テレビ工事費、土日・祝日工事の追加工事料などは別途請求)。光回線を引くにあたっては、解約金(契約解除料)と共に工事費が契約時のネックになり得ますが、ドコモ光は工事費がかからないので、金銭的な負担は軽くなります。光回線の工事費が毎月の請求と同額の料金が割引される「実質0円」でなく、「完全0円」になる。これは大手通信キャリアの光回線の中ではドコモ光だけです。



●ソフトバンクだけでなく、Y!mobileにもセット割が効くSoftBank光



 ソフトバンクが提供しているSoftBank光もドコモ光と同じく光コラボで、対応エリアはNTT東西と同じです。通信速度は最大1Gbps、月額基本料金は戸建住宅が5720円(2年契約。解除料は5720円)、集合住宅が4180円(2年契約。解除料は4180円)で、戸建住宅であればソフトバンク光テレビに加入すると5年契約5170円(解除料は5170円)も利用できます。



 なお、戸建住宅と集合住宅それぞれ、定期契約なしの契約を結んだ場合は、月額料金が1210円高くなります。ドコモ光の場合は選択するプロバイダーによって基本料金が異なっていましたが、SoftBank光はプロバイダーを選択する必要がないため、定期契約における基本料金は上記のものだけです。ただし、契約する代理店によっては、キャッシュバックなどの条件が異なります。



 SoftBank光を契約するメリットは、ソフトバンクの携帯電話とY!mobileのスマートフォンとのセット割引にありますが、上記の基本料金だけでは割引は適用されません。割引を受けるためには「光BBユニットレンタル(月額513円)」「Wi-Fiマルチパック(月額1089円)」「ホワイト光電話(月額513円)など」の3つのオプションに加入する必要があります。



 個々で見ると高く感じますが、これらのオプションに加入し、ソフトバンクの携帯電話と「おうち割 光セット」、Y!mobileのスマートフォンと「おうち割 光セット(A)」を組むと3つのオプションあわせて月額550円で利用できます。まとめると、SoftBank光の毎月のランニングコストは以下の通りとなります。



SoftBank光 ランニングコストの例



・戸建住宅(2年契約):5720円+550円=6270円



・集合住宅(2年契約):4180円+550円=4730円



おうち割 光セット:ソフトバンクの携帯電話に1100円割引



 ソフトバンクの携帯電話とのセット割である「おうち割 光セット」では、データ無制限プランの「メリハリ無制限」、使ったデータ量の分だけ支払う「データプランミニフィットプラン+」で毎月1100円の割引が永続して受けられます。新規受付が終了したプランでも、おうち割 光セットを組めるプランもあります(ただし、割引額は550円または1100円のいずれか)。そしてこのおうち割 光セットは、家族回線にも10回線まで適用させることができますし、家族割引に加入している回線数に応じた割引「新みんな家族割」とも併用が可能です。



おうち割 光セット(A):Y!mobileのスマートフォンに1188円割引



 ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileにも割引を適用させることができます。Y!mobileのスマートフォンとのセット割である「おうち割 光セット(A)」では、シンプルS/M/Lで1188円割引の割引を永続して受けられ、新規受付が終了したプランでも、おうち割 光セット(A)を割引を組めるプランもあります(ただし、割引額は550円、770円または1100円のいずれか)。



 家族割引サービス内の家族回線にも10回線まで割引を適用させることはできますが、ソフトバンクと違い、Y!mobileの場合は、おうち割 光セット(A)と家族割引サービスの割引額を重複適用できません。



 仮に、新規やMNPで家族そろってY!mobileに乗り換え、同時にSoftBank光に切り替えるという状況になったとき、おうち割 光セット(A)と家族割引サービスのどちらを組んだ方がいいのでしょうか?



1. 家族割引サービスの割引は代表回線には適用されない(2回線目から適用)



2. おうち割 光セット(A)の手続きをしても、割引が適用されるのは翌月から



3. 家族割引サービスの割引が適用されるのは申込手続きしたその月から



 これら3点を考えると、「初契約時に家族割引サービス、そして全回線でおうち割 光セット(A)の契約手続きをしておくこと」が正解になります。こうすることにより、家族分の全回線に対して割引を適用させることができます。さらに日がたち、自分以外の家族が全員他社に乗り換えて家族割引サービスを維持できなくなったとしても、SoftBank光を解約しない限り、自分の回線はおうち割 光セット(A)の割引を適用させ続けることができます。



工事費2万6400円だが、24回に渡って月額基本料金から割引される



 SoftBank光の工事費は戸建住宅、集合住宅共通で2万6400円。ただ、マンションの場合、住環境によっては立ち合い工事が不要だったり、工事が必要であっても室内工事のみだったりするケースもあり、その場合の工事費は1万560円または2200円で済みます。工事費は一括で支払う必要はなく、2年契約であれば12回/24回、5年契約であれば12回/24回/36回/48回/60回に分けて支払うことが可能です。



 仮に2万6400円を24回払いにすると、毎月1100円の工事費が前述した月額基本料金に上乗せされますが、今は「SoftBank 光 工事費サポート はじめて割」というキャンペーンにより、SoftBank光を新規で契約する場合は月額基本料金から1100円分の割引が24回に渡って適用されます(SoftBank光の月額基本料金が課金される月を1カ月目として3カ月目から24回に渡って割引が開始)。



●楽天モバイル契約→1年間基本料無料の楽天ひかり



 楽天モバイルが提供している楽天ひかりも光コラボであり、NTT東西の光回線を利用しています。通信速度は最大1Gbps、月額基本料はファミリープラン(戸建)で5280円(2年契約。契約解除料は5280円)、マンションプラン(集合住宅)が4180円(2年契約。契約解除料は4180円)です。



 ドコモ光のようにプロバイダーを選択する必要はありませんし、SoftBank光のようにスマートフォンとのセット割引のために、オプションに加入する必要もありません。よって、楽天ひかりは大手通信キャリアの光コラボの中で一番、シンプルな料金体系といえるかもしれません。ただし、固定電話サービスを利用する場合はNTT東西との直接契約なり、月額550円の「ひかり電話」などを申し込む必要があります。



楽天ひかり月額基本料



・ファミリープラン(2年契約):5280円



・マンションプラン(2年契約):4180円



 そして楽天ひかりの最大の特徴といえるのが、この月額基本料が1年間にわたって無料になることです。条件はいくつかありますが、主なものとしては楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VII」を利用中、または楽天ひかり申し込みの翌月15日までにRakuten UN-LIMIT VIIを新規契約することです。



 Rakuten UN-LIMIT VIIを契約せずに楽天ひかりのみの利用であっても、1年間はファミリープラン(戸建)が3080円(2年契約。契約解除料は5280円)、マンションプラン(集合住宅)が1980円(2年契約。契約解除料は4180円)で利用することができます。



楽天ひかりのみの場合の月額基本料(1年間)



・ファミリープラン(2年契約):3080円



・マンションプラン(2年契約):1980円



 工事費はファミリープラン(戸建)で1万9800円、マンションプラン(集合住宅)で1万6500円ですが、自宅内での工事が不要の場合は8360円、さらに業者の派遣も不要の場合は2200円で済みます。



 ここまではドコモ光、SoftBank光、そして楽天ひかりといった大手通信キャリアの光コラボサービスについて触れました。光コラボ事業者は今回取り上げた事業者以外にも数多くありますが、全ての光コラボ事業者の設備自体はNTT東西のものを利用しています。つまり、NTT東西のフレッツ光が対応しているエリアに住んでいれば、光コラボを契約することができるので、全国の幅広い地域で契約可能です。



 そして、契約している光コラボ事業者のサービスに満足しなければ、他の光コラボ事業者に乗り換えることも考えられますが、回線設備は同じなので、光コラボ事業者間の乗り換えであれば、工事は不要といったメリットもあります。



●独自回線で通信速度にも定評があるが、エリアが限られるauひかり(ホーム)



 大手通信キャリアの光回線サービスの中で唯一、光コラボでないものがauひかりです。auひかりは、かつてサービス展開されていた東京電力のTEPCOひかりからの光ファイバー回線と事業の譲渡が元になって誕生した光回線事業者です。関東圏ではTEPCOひかり由来の回線でサービス提供される一方、関東圏以外では、NTT東西が利用していない光回線(ダークファイバー)を利用してサービス展開されています。



 回線そのものはNTT東西のものが利用されていますが、回線設備や運用といったものは、auひかりが実施しています。そのため、光コラボ事業者以上に独自色が強いサービスを提供できます。また、auひかりの通信速度に関する口コミでも「速度が速い」といったものが見受けられますが、独自回線を利用していることも影響しているのかもしれません。



 一方で、auひかりホームタイプにおいては、日本全国には対応しておらず、大阪府、京都府、和歌山県、奈良県、滋賀県、兵庫県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県、沖縄県では、auひかりホームタイプを契約することはできません。



auひかりホームタイプの料金プラン



 auひかりの場合、携帯電話とのセット割引である「auスマートバリュー」を利用するには、固定電話サービスの加入が必須です。よって以下の月額利用料金は全て「インターネット+電話」の表記で統一します。プロバイダーをau one netとし、支払い方法を口座振替・クレジットカードにして適用される「口座振替・クレジットカード割引(110円)」も適用させた料金表記になっています。



 なお、auひかりでは無線LANのレンタル料として、月額550円別途かかりますが、これはauスマートバリューを申し込むと無料になります。



 ホームタイプである、auひかり ホーム1ギガの「ずっとギガ得プラン」は3年契約(契約解除料は4730円)で、利用期間によって月額利用料金が安くなります。1年目6160円(ネット+電話)、2年目6050円(ネット+電話)、そして3年目以降が5940円(ネット+電話)といった具合です。



 2年契約で月額6270円(ネット+電話)の「ギガ得プラン」(契約解除料4460円)、定期契約がない月額7480円(ネット+電話)の「標準プラン」も選ぶことができます。しかし、auひかり公式、他代理店問わず、大きなキャンペーンを受けるには3年契約のずっとギガ得プラン加入が必須となっているものがほとんどなので注意が必要です。



auひかりホームタイプランニングコストの例(インターネット+電話)



・ずっとギガ得プラン(3年契約):6160円(1年目)→6050円(2年目)→5940円(3年目)



・ギガ得プラン(2年契約):6270円



 ドコモ光同様、auひかりホームタイプもプロバイダーを選ぶ形式をとっています。プロバイダー料金は上記月額利用料金に含まれていますが、キャッシュバックなどの特典に関しては、契約するプロバイダーや代理店によって大きく変わってきます。工事費を含む初期費用は、4万1250円(一括払い/23回分割払い/35回分割払い/60回分割払い)かかりますが、「インターネット+電話」で申し込みをすれば、初期費用相当額が35カ月間にわたって割引される「初期費用相当額割引:auひかり ホーム」が実施中です。



●配線方式によって8つあるauひかりマンションの料金プラン



 一方、auひかりマンションタイプの月額利用料金は少し複雑です。auひかりマンションタイプは、3種類の配線方式や戸数によって契約できるプランが異なっており、その数は8種類もあります。配線方式は「光配線方式」「LAN配線方式」「VDSL方式」の3つですが、電柱から集合住宅の共用部を経て、各部屋まで光ファイバーでつながっている配線方式は光配線方式のみです。つまり光配線方式のみが純粋な意味での「光回線」と呼ぶことができます。



 LAN配線方式は、共用部から各部屋までLANケーブルでつないだもの、VDSL方式は共用部から各部屋まで電話回線でつないだものとなっており、いずれも速度の安定性で言ったら光配線方式に劣ります。特にVDSL方式は電話回線を利用しているので、ノイズにも影響を受けやすく、環境によっては速度が遅いケースもあります。



 以下、配線方式とそれにひもづく料金プランを示します。auひかりホームタイプ同様、auひかりマンションタイプでもプロバイダーを選ぶことができます。プロバイダー料金は以下の月額利用料金に含まれていますが、キャッシュバックなどの特典は契約するプロバイダーや代理店によって大きく異なります。ここでは、プロバイダーをau one netとし、支払い方法を口座振替・クレジットカードにして適用される「口座振替・クレジットカード割引(110円)」も適用させた料金表記になっています。



光配線方式



・マンション ギガ(下り最大1Gbps/上り最大1Gbps)



 月額5005円(インターネット+電話)



※2年契約の「お得プランA」(契約解除料2290円)と契約期間に定めのない「標準プラン」の月額料金は同じ。



・マンション ミニギガ(下り最大1Gbps/上り最大1Gbps)



 月額6050円(インターネット+電話)



※2年契約の「お得プランA」(契約解除料2290円)と契約期間に定めのない「標準プラン」の月額料金は同じ。3階建て以下で、総戸数8戸以上のマンションが条件。



・マンション タイプF(下り最大100Mbps/上り最大100Mbps)



 月額4840円(インターネット+電話)



※2年契約の「お得プランA」(契約解除料2290円)と契約期間に定めのない「標準プラン」の月額料金は同じ。光配線方式だが、共用部で利用している通信機器の最大通信速度が100Mbpsのため、速度が抑えられている。



LAN配線方式



・マンション タイプE (下り最大100Mbps/上り最大100Mbps)



 月額4290円(インターネット+電話/16契約以上のマンション)



 月額4620円(インターネット+電話/8契約以上のマンション)



※2年契約の「お得プランA」(契約解除料2290円)と契約期間に定めのない「標準プラン」の月額料金は同じ。



VDSL方式



・マンション タイプV (下り最大100Mbps/上り最大100Mbps)



 月額4730円(インターネット+電話/16契約以上のマンション)



 月額5060円(インターネット+電話/8契約以上のマンション)



※2年契約の「お得プランA」(契約解除料2290円)と契約期間に定めのない「標準プラン」の月額料金は同じ。



・マンション タイプG(G契約)(下り最大664Mbps/上り最大166Mbps)



・マンション タイプG(V契約)(下り最大100Mbps/上り最大100Mbps)



※配線方式はVDSL方式だが、通信規格「G.fast」に対応した機器を設置したタイプをマンション タイプG (V契約)と呼ぶ。



※マンション タイプG(V契約)は手続きにより、より高速なマンション タイプG (G契約)に変更可能。



・2年契約「お得プランA」(契約解除料2730円)



 月額4730円(インターネット+電話/16契約以上のマンション)



 月額5060円(インターネット+電話/8契約以上のマンション)



・契約期間に定めのない「標準プラン」



 月額5940円(インターネット+電話/16契約以上のマンション)



 月額6270円(インターネット+電話/8契約以上のマンション)



・マンション 都市機構(DX) (下り最大100Mbps/上り最大100Mbps)



 月額4730円(インターネット+電話)



※2年契約の「お得プランA」(契約解除料2290円)と契約期間に定めのない「標準プラン」の月額料金は同じ。



・マンション 都市機構 G(DX)(下り最大100Mbps/上り最大100Mbps)



・マンション 都市機構 G(DX-G) (下り最大644Mbps/上り最大166Mbps)



※配線方式はVDSL方式だが、通信規格「G.fast」に対応した機器を設置したタイプをマンション 都市機構G(DX)と呼ぶ。マンション 都市機構G(DX)は手続きにより、より高速なマンション 都市機構G(DX-G)に変更可能。



 2年契約「お得プランA」(契約解除料2730円):月額4730円(インターネット+電話)



 契約期間に定めのない「標準プラン」:月額5940円(インターネット+電話)



 なお、工事費を含む初期費用は、3万3000円(一括払い/23回分割払いから)かかりますが、「インターネット+電話」で申し込みをすれば、初期費用相当額が23カ月間にわたって割引される初期費用相当額割引:auひかり マンションが実施中です。



 「自分が住んでいる集合住宅はどのタイプなのか?」これは、auひかり 提供エリア検索で住所を入力すれば分かります。エリア検索をしてみて、VDSL方式のマンション タイプVだった場合、最大通信速度は100Mbpsに過ぎません。そうなってくると、いくら「光回線」といっても、快適な通信速度は出せないかもしれません。特に夜間など多くの方がインターネットを利用する時間帯は、より速度の低速化につながるかもしれません。その場合は光コラボ事業者の光回線や、工事不要のホームルーターを検討してみた方がいいでしょう。



auスマートバリュー:auの携帯電話に550円または1100円割引



 auの携帯電話とのセット割引である「auスマートバリュー」は、データ無制限プランの使い放題MAX 5G/4Gなどで毎月1100円割引、ピタットプラン 5G、ピタットプラン 4G LTEのようにデータ量を使ったら使った分だけ支払う段階性料金プランで毎月550の割引を永続して受けることができます(1GBまでのデータ量は対象外)。新規受付が終了したプランでもauスマートバリューが適用できるプランもあります。



 そして、同じ家族割プラスのグループに加入している家族回線にも10回線まで適用させることができます。さらに、対象プランに加入している家族の人数に応じて、割引が適用される「家族割プラス」、毎月のauの携帯電話の支払いをau PAYカードにすることによって受けられる「au PAYカードお支い払割」とも併用が可能です。



自宅セット割:UQmobileのスマートフォンに638円または858円割引



 auのサブブランドであるUQ mobileにも割引を適用できます。UQ mobileのスマートフォンとのセット割引である「自宅セット割」では、くりこしプランS/M+5Gで638円割引、くりこしプランL+5Gで、858円割引を永続して受けることができます。家族に対しても10回線までなら自宅セット割を適用させることができます。



●光回線を引いても速度が速くならない原因



 auひかり マンションタイプの項で解説しましたが、auひかりに限らず、光コラボ事業者の回線でも、集合住宅の場合、光回線が各部屋までつながっていないVDSL方式だと、速度が思った以上に出ないかもしれません。築年数が新しい集合住宅は光配線方式になっているところも多いようですが、比較的築年数がたっている集合住宅は電話回線を利用したVDSL方式が多いです。各キャリア「最大通信速度1Gbps」と案内はしていますが、VDSL方式では最大でも100Mbpsと一般的には言われています。



 auひかりマンションの場合、auひかり提供エリア検索をすれば、ほぼ配線方式が分かりますが、ドコモ光、SoftBank光、そして楽天ひかりだと、自分で光回線契約前に、各光コラボのコールセンターに問い合わせるか、ショップに足を運んで問い合わせるか、集合住宅の管理組合などに自分が住んでいる建物の配線方式を確認するか、あるいは自宅のコンセントを目視して確認するしか方法がありません(コンセント部に「光」もしくは「光コンセントSC」と表記があったら、光配線方式)。



 配線方式以外の問題でも、契約するプロバイダー(ドコモ光)によって通信速度は変わってきます。「IPv6(IPoE)接続」および「IPv4 over IPv6接続」などの接続方式を採用しているプロバイダーと契約し、これらの接続方式に対応したルーターをレンタルする、あるいは自分で用意することも、快適な通信速度を維持させるには必要なことです。



●まとめ



 以上、光コラボのドコモ光、SoftBank光、楽天ひかり、そして独自回線を採用しているauひかりの4社の光回線サービスについてまとめました。各社、自社のスマートフォンとのセット割引が受けられる点をアピールしていますが、中にはahamoなどのオンライン専用プランを契約していたり、MVNOを契約していたり、あるいはよく携帯電話会社を乗り換えたりする方もいるでしょう。こういった方は今回取り上げた光回線事業者を利用するメリットをフルに受けることはできません。



 今回の記事で取り上げた以外にも、光コラボは数多くあります。基本料金が毎月3000円台で利用できるところ、工事費が完全無料のところなど。光コラボが提供しているサービスはさまざまです。くれぐれも「大手通信キャリア、大手プロバイダーは知名度があるから」という理由だけで、光回線事業者を選ばないようにしましょう。



●著者プロフィール



吉田裕紀



 長野県出身。2009年「株式会社ディ・ポップス」に入社。NTTドコモ、au、ソフトバンクなどさまざまな通信キャリアを取り扱う携帯ショップ「TOP1」やY!mobileショップにて11年間携帯電話の販売に従事。



 現在はコンテンツマーケティング部署に所属。現場の経験を生かし、「携帯電話料金プランについて分かりやすい記事を書き、分かりやすく情報を発信する」をモットーに、日々売り場からの声や、最新の携帯電話に関する情報を収集し、記事の執筆にあたっている。



・スマホの料金プランに関する情報を随時更新→D-POPS スマホブログ


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