長岡、内山壮、木澤…若手の台頭が目立った連覇のヤクルト

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2022年09月29日 10:10  ベースボールキング

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ヤクルト・内山壮真 (C) Kyodo News
球団では29年ぶりにリーグ連覇を達成したヤクルト。2015年以来リーグ制覇した昨季は塩見泰隆がレギュラーに定着し、投手陣では奥川恭伸、高橋奎二といった若手選手が活躍した。

 リーグ連覇を達成した今季も若手の台頭が目立った。昨季までは西浦直亨、元山飛優などなかなか固定することができなかったショートのポジションだが、高卒3年目の長岡秀樹が完全にレギュラーポジションを掴んだ。

 6月24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた若松勉氏は「ひょこっとでてきてこれだけやるんですからね」と評価し、「キャンプから一生懸命やって、バッティングが良いよね。バッティングですよ。追い込まれたら低いフォークでも、ボール球でも払っている。そんなにできないんですけどね。」とその打撃センスに感嘆した。

 高卒2年目の内山壮真は、大ベテラン石川雅規が先発するときにスタメンマスクを被れば、バットでも勝負強さが光る。9月10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−広島戦』で解説を務めた若松勉氏は「若いけど非常にバッティングに関しては良いものをもっていますよ。体幹が本当にしっかりしているので、スイングしていても全然ブレないですもんね」と絶賛した。

 投手陣でいえば、20年ドラフト1位で入団も制球に苦しみプロ1年目の昨季一軍登板がなかった木澤尚文が、2年目の今季は54試合に登板し、8勝を挙げるなどブルペンを支えた。

 9月20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた真中満氏は「木澤のカット系のスライダーが非常に良いですよね。曲がりは小さいけど、キレがあるのでバットの芯を確実に外しますよね」と評価した。

 今回はこの3人を中心に紹介したが、4番打者として球界を代表する村上宗隆も高卒5年目と若い。その他にも、小澤怜史、久保拓眞、濱田太貴など次々に若手選手が出てきたからこそ、リーグ連覇を達成できたといえそうだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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