チェルシーFWプリシッチ、新体制に意気込み「楽しみにしている」

チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチが、グレアム・ポッター新監督の下でプレーすることを楽しみにしていると語った。28日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　プリシッチは自伝『My Journey So Far』で「唖然として非常に失望した」とドルトムント時代からの師弟関係だったトーマス・トゥヘル前監督には不満を募らせていたことを明かすなど、前体制では主力としてなかなか起用されず。今シーズンもトゥヘル前監督の下では公式戦7試合に出場していたものの、先発出場はわずか1試合にとどまっていた。

　それでも、チェルシーでは先日、トゥヘル前監督が解任され、ブライトンからポッター新監督が就任した。新体制となったことを受け、アメリカ代表に合流していたプリシッチは『ESPN』とのインタビューで「正直言って、戻るのは気分がいい。今は新たなスタートを切ったし、新しい監督の下でプレーできることに興奮している。本当に楽しみにしているよ。みんなと同じく前からやっていたように自分自身を証明しなければならない」と意気込みを語った。

　今回のインターナショナルマッチウィークでは練習中に負った打撲の影響で日本代表戦を欠場していたプリシッチだが、27日のサウジアラビア代表戦では先発出場し76分までプレーしていた。チェルシーでの次戦は10月1日のクリスタル・パレス戦となっているが、果たしてプリシッチに出場機会はあるのだろうか。