ブンデス首位のウニオン・ベルリン、“成功の立役者”フィッシャー監督と契約延長

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2022年09月29日 19:56  サッカーキング

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ウニオン・ベルリンの躍進を支えるフィッシャー監督 [写真]=Getty Images
ウニオン・ベルリンは28日、同クラブを率いるウルフ・フィッシャー監督、およびマルクス・ホフマンコーチとの契約延長で合意したことを発表した。契約期間は明かされていない。

 現在56歳のフィッシャー監督は、母国スイスで指導者キャリアをスタート。チューリッヒ、トゥーン、バーゼルのトップチームを率いた後、2018年夏にウニオン・ベルリンの監督に就任した。当時クラブは長らく下のカテゴリーを彷徨っていたものの、フィッシャー監督は初年度からブンデスリーガ2部で3位フィニッシュに導き、入れ替え戦の末に史上初の1部昇格を成し遂げた。

 ブンデスリーガ初参戦となった2019−20シーズンは11位で終え、残留に成功した。日本人MF遠藤渓太が加入(現在はブラウンシュヴァイクへレンタル移籍中)した翌シーズンは7位でフィニッシュし、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得。日本代表MF原口元気が加わった昨シーズンは5位と順位を上げ、フィッシャー監督はクラブにヨーロッパリーグ(EL)出場権をもたらした。さらに、DFBポカールでは準決勝まで進出していた。

 迎えた今シーズンはブンデスリーガ開幕から好調を維持。第7節終了時点で5勝2分と無敗をキープし、現在は2位のドルトムントと勝ち点差「2」で首位を走っている。一方、初参戦となったELではグループステージで2連敗。厳しいスタートを強いられている。

 契約延長に際し、フィッシャー監督はウニオン・ベルリンのクラブ公式HPでコメントを発表した。

「この数年間、私たちが一緒に体験できたことは、言葉では言い表せないほど素晴らしいものです。何度も繰り返し言っていることですが、私はウニオンで幸せな日々を過ごせています。チーム一丸となって取り組む日々のトレーニング、クラブが提供してくれる環境、そしてクラブに関わる人々との交流。これらすべてが、この4年間で成功を成し遂げられた大きな要因です。これから続く道の中で、共にもっと多くのことを成し遂げられると信じています。これからもクラブが発展を遂げる中で、その一翼を担っていきたいです」


【動画】ウニオン・ベルリンがフィッシャー監督と契約延長!


Done deal ✅ pic.twitter.com/tYaL0wfdIq— 1. FC Union Berlin (@fcunion) September 28, 2022

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