65歳前の退職、雇用保険からの給付金をもらうなら、いつがいい?

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2022年09月29日 20:32  All About

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年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人も……。給付金をもらえる退職のタイミングについて、年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、給付金をもらえる退職のタイミングについてです。

Q:65歳前の退職、雇用保険からの給付金をもらうなら、いつがいい?

「今年65歳になります。今年退職するつもりですが、65歳になってから退職すると雇用保険からの給付金が少なくなるのでその前に退職しようと思っています。いつ辞めるのがよいのでしょうか? いろいろとお得になるように教えてください」(ウリウリさん/男性)

A:雇用保険の基本手当(失業給付)や再就職手当を受給したいなら、65歳の誕生日2日前までに退職するといいでしょう

相談者は今年の誕生日に65歳になるとのこと。65歳を過ぎてしまうと、雇用保険の基本手当(失業給付)や再就職手当をもらうことができません。

注意してほしいことは、社会保険の制度上では、誕生日の1日前に、65歳になるとみなします。

雇用保険の基本手当(失業給付)や再就職手当をもらうためには、64歳のうちに会社を退職する必要がありますので、誕生日2日前までに退職しなくてはなりません。退職が65歳を過ぎると雇用保険からの給付金は、「高年齢求職者給付金」という一時金のみになってしまいます。

ただし、もし今の勤務先で、65歳以降も継続して勤務できるなら、64歳で退職して雇用保険の基本手当(失業給付)や再就職手当をもらうよりも、収入は高くなるかもしれません。継続して働く場合の給与額や65歳からもらえる老齢年金も考慮に入れて、退職するかどうかを判断した方がいいでしょう。

文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)

銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行う。現在は年金事務所にて、年金相談員も担当している。
(文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士))

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