長島哲太「ライディングスタイルを調整することに集中。フィーリングはよかった」/MotoGP第17戦タイGP初日

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2022年10月01日 07:41  AUTOSPORT web

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長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第17戦タイGP 初日
9月30日、2022年MotoGP第17戦タイGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶の代役を務める長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合23番手で終えている。

 3戦連続開催となる初戦の第15戦アラゴンGPで、中上は転倒を喫した際に右手を負傷し、右手薬指と小指の腱の手術を受けて第16戦日本GPに挑んだが、指の状態が悪化してしまったことから休養するため欠場となった。そして代役を務めるのが、HRCのテストライダーでもあり、日本GPにはワイルドカードで参戦した長島だ。

 初日は雲が多い1日となり、時折雨が落ちていたが、MotoGPクラスのセッションは全てドライコンディションで行われた。長島は、午前のフリー走行1回目はフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤの1セットのみで走行した。計測13周目で1分33秒374を記録すると、その後は自己ベストを0.301秒削って1分33秒073をマークし、24番手となった。

 午後のフリー走行2回目はフロント、リヤともにミディアムタイヤを履いて走行を開始した。計測12周目で1分32秒台に入れ、ラスト2周で1分32秒216をマークすると、ラストアタックではさらにタイムを削って1分31秒927の22番手、総合23番手で終えた。長島は、FP1のタイムからは1.146秒と大幅にタイムを削り、2日目の走行と予選に向けて大きく一歩前進して、初日の走行を終えた。

 急きょ、2戦連続での出場となった長島だが、このサーキットはMoto2クラスに参戦していた時に経験している。もちろんMotoGPクラスでの走行は初めてとなるが、過去の経験を生かして、このレースウイークを戦っていく。

■LCRホンダ・イデミツ
長島哲太(FP1:24番手/FP2:22番手)
「今日の仕事はかなりポジティブでした。LCR Teamと一緒に仕事ができてとてもうれしいです。彼らは今日とてもいい仕事をしてくれましたし、とてもフレンドリーです。FP1とFP2のポジションはあまりよくありませんが、フィーリングはよかったです」

「自分のライディングスタイルを調整することに集中しなければなりません。でもよくなってきています。明日はなにができるか考えていきたいと思います。明日も今日のようないい天気になり、雨が降らないことを願っています」

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