“ゴッドガンダム”が“仏”に転生? 「これがガンプラ?」見事すぎる“仏像”カスタムに賞賛「他の人と同じようにやってもつまらない」

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2022年10月02日 07:00  ORICON NEWS

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『ゴッドガンダム(仏像風)』(一部トリミング) 制作・画像提供/Tacker-01氏 (C)創通・サンライズ
8月の発売以来、多くのガンプラモデラーがカスタムに挑んでいる『RG 1/144 ゴッドガンダム』。その多くが、劇中の「ハイパーモード」に準じた全身金色のカスタム。なかには、職人の技を生かして純金箔で作るモデラーも。そんななか、Tacker-01さん(@01Tacker)は、金色にあえて汚しを入れたカスタムを施行。“仏像風”の作りがSNSで絶賛された。“ゴッド”から“仏”への転生はいったいどのように行われたのか?

【衝撃ビフォーアフター】「まるで別モノ!」塗装の力はすごい…セリアの皿とアクリルケースに立つ「ゴッドガンダム」が仏像になるまで(全15枚)

■次々と発表されるキレイな作例への反発「キレイな金色?汚してしまおう」

――発売以降、さまざまなカスタムを施した『ゴッドガンダム』がSNSで発表されていますが、「仏像」というアイデアには驚きました。このカスタムは、どのように発想され、構想を練っていたのですか?

【Tacker-01】劇中での「ハイパーモード」よろしく、全身金色にすることは、発売前の段階で決めていました。しかし、私が作り始めた頃には、既にたくさんの方々がキレイな「ハイパーモード」を制作されていました。「同じようにやってもつまらんなぁ」と…天邪鬼なんですよね(笑)。そこからは逆張りの連続です。「キレイな金色?汚してしまおう」「広い可動域?静かに佇ませよう」という具合です。構想を練ったというよりは、誰かが練った構想から落ちた影を集めたような感じがします。

――落ちた影を集めて、このクオリティは本当に素晴らしいですね。ご自身は『ゴッドガンダム』、もしくは「仏像」に深く思い入れがあるのでしょうか?

【Tacker-01】特別というほどではないのですが、『ゴッドガンダム』はアニメ本編やゲーム内でのイメージが好きすぎて、大幅な色変えや改造をしようと思えなかったですね。仏像に関しては特にないですが、木を手彫りであそこまで仕上げられる技術や精神力を持った職人の方々は尊敬してます。

――そのリスペクトは、色や錆の絶妙さなど作品に如実に表れていますね。この“仏像感”を出すためにどのような工夫を行いましたか?

【Tacker-01】「金色が剥がれて下地の黒が見えているような塗装」がひとつです。実際は下地が金で上から塗った黒を部分的に剥がしています。金色の部分はエアブラシで均一に塗ってますが、黒を剥がす際、剥がれ具合にムラができるようにしたかったので、筆塗りで黒を乗せてます。シルエットがボヤけないようにエッジの金色が程よく残るように注意しました。もうひとつは、ポーズですね。誰が見ても一発で「仏像じゃん」と思える立ち姿にしました。そしてそれに合うような仏台のサイズ感です。

■実は戦う気マンマン「ベースはゴッドガンダム。拳で語り合うもの」

――仏台は、サイズ感だけでなく、模様や風合いもばっちりです。これはどのように作られたのですか?

【Tacker-01】台座部分の皿、アクリルケース、模様(デコシール)と、すべてセリアで売っているものを活用しました。

――えっ、日用雑貨から流用されているんですね。以前からガンプラ制作でセリアは利用されているんですか?

【Tacker-01】デコシールは以前にも試したことがあるのですが、それ以外は利用したことがないです。ですが、100均グッズを利用した作例をSNS上でよく見かけるので、それをさらに応用して何かを作れそうだな、とかは考えてます。そうして考えている内に意外な使い方を思い付くこともあるので。

――素晴らしいアイデアが、クオリティを上げていますね。ほかにはどのようなところにこだわり、どのようなところに苦労されましたか?

【Tacker-01】こだわった点は、立ち姿は仏像のそれですが、制作したのはあくまでもゴッドガンダムです。格闘戦主体で、拳で語り合うものです。なので仏像にみられる手の形、印相のようにみえて、実は戦う気マンマンの拳法のような構えにしたところです。
 苦労したところは、金の塗装にはガイアカラーのスターブライトゴールドを使用したのですが、これが近所にはどこにも売ってなかったことですね。

――これらのこだわりがあったからこそ、多くの人が家にある仏壇や仏像を容易に想像でき、共感につながり、7000件を超えるいいねを集める結果になったと思います。この反応はどのように受け止めましたか?

【Tacker-01】制作して、発表後、ホビーゾーンむさし村山店さんにて展示させてもらっているのですが、「展示されている現物を見てきました!」と画像付きで報告してくれた人たちのコメントが特に印象に残っています。わざわざ写真まで撮ってくれて、ほんとにたくさんの人が見てるんだなと実感できましたね。

――本作も含め、Tacker-01さんの作品は、実に丁寧に仕上げられた作風が特徴的です。ガンプラを制作するうえで一番大切にしていることはどのようなことですか?

【Tacker-01】「手を抜ける所は徹底的に抜く!」です。ズボラなので塗装プラン立てたり、可動域チェックのために仮組はほとんどしません。頭の中でヤスリからトップコートまで予行演習しています。それでいて極力手間をかけずに、手が込んでいるように見せようなどと、都合のいいことを考えております(笑)。

――すべてを根詰めて制作していたら身が持たないですし、大切なことだと思います。それでは最後に、Tacker-01さんにとってガンプラとは?

【Tacker-01】いくら作っても積みあげたキットが減らない、一生モノの趣味ですね。

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  • 「明鏡止水」を超えて「悟り」の境地に至ったか!ドモン!(笑)
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