<若い夫婦>平和な結婚生活を送るためなら……「俺が我慢すればいい」【第4話まんが:息子の気持ち】

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2022年10月02日 07:51  ママスタジアム

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前回からの続き。俺とセナは、俺が社会人になってすぐ結婚した。セナとの生活は幸せいっぱいだと想像していたけれど、実際の結婚生活は思い描いていたものとは全く別物だった。結婚してすぐにセナの妊娠が発覚し、つわりや体調不良で全く動けなくなり、家事の全ては俺がやった。セナはソファで寝転がってテレビを見ている。「妊婦さんは大切にしないといけない」俺はずっと母からそう教わってきた。だから今、自分にできることを精一杯やろう。そう頑張っていたんだ。

夕飯の買い物がてら頼まれたものを買って、息切れしながら帰宅すると洗濯物は朝外に干したままになっている。「洗濯物くらい取り込んでおいてよー」と言うとセナに怒られた。セナは一度怒ると、ものすごく怖い。まだ産後で気が立っているだけかもしれないし、こういうときはそっとしておくのが一番平和だということを学んだ俺は、それ以上何も言うことはなかった。その後は夕飯を作り、一緒に食べ、片付け、風呂掃除、クウマを風呂に入れて寝かし付けまでをするのが、俺の一日だ。
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結婚したら夫婦で協力するようにと、昔から親には言われてきた。「男の人だって家事育児にしっかり参加しないといけない」「家庭の中で自分が今できることを見つけてしっかりと動けるように」そう言って、母は俺に一通りの家事を教えてくれていた。そのお陰でいろいろ回っているけれど、この先もずっとこうなのか……? 妊婦時代だけでなく、子どもが生まれてからもセナは変わらなかった。そして少し注意しただけで激怒……。俺は段々セナと向き合うのが億劫になってしまい、自分が我慢して成り立つのであれば、それが一番いい。そう思うようにしていたんだ。

【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子

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