チェルシー、新体制のプレミア初陣で劇的勝利!…ギャラガーが古巣パレスに恩返し弾

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2022年10月02日 08:58  サッカーキング

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古巣パレスを相手に決勝弾を決めたギャラガー [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第9節が1日に行われ、クリスタル・パレスとチェルシーが対戦した。

 今季序盤から結果の安定しなかったチェルシーは、シーズン早々にトーマス・トゥヘル監督を解任。ブライトンからグレアム・ポッター監督を迎え入れ、この日は新体制でのプレミアリーグ初陣となった。

 まず試合を動かしたのはホームのパレス。7分、右サイドからジョルダン・アイェウがアーリークロスを上げると、オドソンヌ・エドゥアールが飛び込んで左足で合わせる。難しいボールだったがシュートはゴールネットを揺らし、パレスが早々と1点のリードを得る。

 出鼻をくじかれたチェルシーだが、その後徐々にゴールへと迫る。19分、カイ・ハフェルツの右足のクロスにメイソン・マウントが頭で合わせるも、わずかに枠を外れる。24分にも右サイドのクロスからラヒーム・スターリングがチャンスを迎えるも、決めきれない。

 その後、微妙な判定でチアゴ・シウヴァの退場を免れたチェルシーは、38分についに同点に追いつく。ロングボールを前線に上がっていたT・シウヴァが頭で落とすと、ピエール・エメリク・オーバメヤンが反転しながら右足で見事なボレーシュートを沈め、パレスゴールを揺らした。

 後半も両チームの均衡した展開が続くと、パレスは71分、マイケル・オリーズの仕掛けからウィルフレッド・ザハがシュートするも、ここはGKケパ・アリサバラガが防ぐ。一方チェルシーは終盤にかけて、コナー・ギャラガーやクリスティアン・プリシッチら切り札を次々と投入する。

 そして迎えた90分、左サイドから攻め入ったチェルシーは、途中出場のギャラガーが見事なタッチで相手DFを出し抜くと、そのまま右足でミドルシュート。美しい弧を描いたボールがゴールへ吸い込まれ、昨季パレスでブレイクした男の“恩返し弾”でチェルシーが逆転に成功した。

 試合はこのまま終了。昨季躍動した地でギャラガーが劇的ゴールを決めたチェルシーが、ポッター新体制のプレミア初陣を勝利で飾った。一方のパレスは、開幕からビッグクラブを苦しめ続けているものの、またも勝利を逃すこととなった。

 クリスタル・パレスは次戦、9日にリーズとホームで対戦。チェルシーは5日にチャンピオンズリーグでミランをホームに迎えた後、8日にウルヴァーハンプトンと再びホームで対戦する。

【スコア】
クリスタル・パレス 1−2 チェルシー

【得点者】
1−0 7分 オドソンヌ・エドゥアール(クリスタル・パレス)
1−1 38分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(チェルシー)
1−2 90分 コナー・ギャラガー(チェルシー)

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