低調ウルヴス、監督交代の可能性も? 上層部がラージ監督の進退を巡り会議開催か

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2022年10月02日 14:18  サッカーキング

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ウルヴスのラージ監督に解任危機? [写真]=Getty Images
ウルヴァーハンプトンのブルーノ・ラージ監督に解任の可能性があるようだ。1日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。

 同日のウェストハム戦にて0−2で敗れ、降格圏内の18位に低迷しているウルヴス。報道によると、一部のサポーターからは采配にブーイングも飛んでおり、ラージ監督のクビはかつてないほど危ない状況。これを受けて、ウルヴスの上層部も、監督の進退をめぐって会議を開催予定であると伝えられている。

 “ポルトガル・ルート”を通じたMFマテウス・ヌネスなど、今夏は総額1億ポンド(約155億円)以上を費やし、戦力強化に努めてきたウルヴスだが、昨シーズン終盤からの低調ぶりは変わらず。ここ15試合(昨シーズンも含む)のプレミアリーグでは僅か1勝と苦しんでいる。

 また、成績面だけではなくサポーターとの関係性についても『テレグラフ』は指摘。ラージ監督が後半にヌネスとネウソン・セメドを交代させた采配についても、それに皮肉を表すチャントをサポーターが歌うなど、ますます厳しい状態になっているとした。それに加えて、試合終了後もアウェーまで駆け付けたサポーターへ挨拶をしに行った選手はMFルベン・ネヴェスなど僅か5人だけだったとも報道されている。

 ラージ監督は現在46歳。2018−19シーズン途中にベンフィカの監督に就任し、翌シーズンまで指揮を執った。1年のブランクを経て、昨シーズンからウルヴスの監督に就任。安定感抜群の守備ブロックを軸に、最後は10位フィニッシュだったものの終盤まで欧州カップ戦を争える位置につけていた。しかし、今季は開幕から1勝3分4敗の18位。9月3日のサウサンプトン戦が唯一の勝利となっており、昨季からの課題である得点力不足も解消されていないままの苦しいシーズンを送っている。

 守備はそれなりの安定感を誇るも、あまりの貧打(8試合で3得点のみ。リーグワースト)に泣いているウルヴス。監督交代という決断をここで下すのか。

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