<うるさいと言われても言う!>子どもの安全どう守る?子どもに教えている「わが家の教訓」とは?

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2022年10月02日 17:41  ママスタジアム

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登下校中の交通事故や川遊び中の事故など、子どもをめぐる事故を見聞きするたびに、わが子をどう守ればよいのか、と悩むママたちも多いのではないでしょうか。ママスタコミュニティにこんな投稿が寄せられました。
『子どもが危険な目にあわないために教えていることありますか? 子どもの年齢に関係なく教えてください』
子どもの安全を守るための教訓、皆さんはどう教えていますか?

絶対に教えておきたい横断歩道の渡り方


まずはまだ幼いお子さんのいる家庭からのコメントです。
『信号が青になってもすぐに渡らない。渡るときは周りをよく見る』
『横断歩道や信号待ちするときは、道路のギリギリに立たないで後ろの方に立ちなさい』
『道路を渡るときは右左右を確認して、車が来たときは運転手さんの目を見る』
運転手に自分の存在を意識させるために、「運転手と視線を合わせる」と教えているコメントは複数ありました。
『大きい車が曲がるときは運転している人から見えない場所があるから、交差点で車が近づいてきたら無理に渡ろうとしない。横断歩道で道を譲られても、反対側から車が来ることもあるから慌てて走らず、まずは左右を確認する』
小さい子どもは運転席から死角になることが多々あります。トラックなどの大きい車が通る際には、特に注意が必要ですよね。「自分は見えていないかもしれない」と認識できるようになるまで、繰り返し教えておくことも大切でしょう。
また横断歩道で道を譲られると、つい焦って渡ろうとするのは大人も同じです。子どもと一緒に歩く普段から、安全に横断歩道を渡る習慣をつけておきたいですね。

公共交通機関を利用するときは



年齢が上がると、子どもだけで公共交通機関を使うことも増えてきます。
『線路にモノを落としても、のぞき込まず、拾わず駅員に伝えること』
「線路に降りてはいけない」とは分かっていても、思わずのぞき込んでしまうことはありそうです。どんな状況でも自分で何とかしようとせず、駅員さんに助けを求めること。大切なことですね。
『ホームの先頭に並ばない』
万が一、押されたりぶつかられたりしてホームへの落下を避けるための安全策でしょう。「信号待ちの際には車道ギリギリに立たない」と教えているのと同じ理屈です。小さなお子さんであれば、大人がふらっとぶつかっただけでも、押し出されてしまう可能性がありますからね。
『電車の先頭車両付近には乗るな』
こちらは電車の事故を想定してのことでしょうか……。あくまでも個人の見解ですが、賛同するママもいるのでは?

海や川。水の事故を防止するためにも

『海と川は「ヘタレだ」と笑われても入るな』
『川遊びで靴が流されても追いかけないこと』
毎年夏になると、水の事故が後を絶ちません。水遊びには常に危険が伴うことを徹底的に教えておくことは大切ですね。
『友達が溺れたら助けずに助けを呼べ』
『川で溺れている人がいても飛び込んで助けに行くな。人を助けられるほど、体力も泳ぎの技術もないのだから。溺れている人がいたら身の回りの浮くものを投げて、助けを呼びなさいと言っている』
「溺れた人がいてもすぐに救助に向かわない」。こちらも必ず守ってほしい教えです。大きめのペットボトルやサッカーボールなど浮力のあるものを投げ込み、さらに助けを呼ぶ、という具体的な救助方法も教えておくと良さそうです。
参考:海上保安庁「溺れた人を見たときの対処法」

帰宅時の注意



不審者との遭遇を避けるための工夫を教えている家庭もありました。
『誰もいない家に帰宅しても「ただいま〜!」と大声を出してから家に入ること』
『自分で鍵を開けて家に入るときは、だれか隠れていないか、じっと見ている人がいないか、よく確認してから入ること』
共働きの家庭が増えたこともあり、学校や外出先から誰もいない自宅に帰るお子さんも少なくありません。一人で留守番をさせているお宅もあるでしょう。自分で鍵を開けるときは「周囲を見渡してから入る」を習慣にしておきたいですね。

他人との関わりでの注意点

『道を聞かれたら「わからないので大人を呼んできますね」と言いなさい』
『知らない人には絶対ついていかないこと。友達の親でも勝手についていかないこと』
「お母さんが怪我をしたから病院に連れて行ってあげると言われても断りなさい、と教えている」というコメントもありました。
実際に筆者の甥っ子も同じ手口で知らない女性に声をかけられた経験があります。甥っ子が「家族に確認します」と言って立ち去ろうとしたところ、車に連れ込まれそうになったとか。無事だったとはいえ、聞いた私たちは背筋が凍る思いでした。わが子にはこの事例を話しながら「絶対に知らない人にはついていかない」と繰り返し教えています。
『オンラインゲームで男の人に話しかけられても反応しない、年齢、性別、居住地などプライベートなことは言わない』
今後はスマートフォンやSNSを使うときの注意などを教え、お子さんの年齢に合わせて使用の際の約束事も必要になりそうです。

自分の身は自分で守る

『地震や火事のとき、まず自分の身を守りなさい。自分の安全が確保できてから、周りの人に相談しなさい』
『災害や火事のときは、どんなに大事な物が現場にあっても取りに行くな。誰かが残っていても助けに行くな。子どもでは助けられないから、安全な場所に集まっているだろう大人を呼びに走れ』
幼い子どもも、いつかは親の手を離れて歩き出します。親の目も手も届かないところへと行動範囲が広がったときに大切なのは、「自分で判断して危険を回避する能力」でしょう。そのための備えとして、こういうことがあったら、こう判断しなさいとシミュレーションに近い形で具体的に教えておくことが必要でしょう。
わが子はまだ幼児だから、あるいは小学校低学年だから、教えるのはまだ早いではなく、小さな子どもでも理解できる言葉で、繰り返し伝えておくことが大切なのではないでしょうか。

文・すずらん 編集・秋澄乃 イラスト・Ponko

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