ヘンリー王子はかつてカミラ夫人に「卑劣な言葉を放っていた」 王室伝記作家が告白

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2022年10月03日 10:11  Techinsight Japan

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過去にカミラ夫人をひどく嫌っていたヘンリー王子
ヘンリー王子が、過去にカミラ夫人(当時)について酷い言葉で罵っていたことを王室伝記作家が明かした。王子は当時、父チャールズ皇太子が母ダイアナ妃と結婚しているにかかわらず愛人関係にあった夫人に嫌悪感を抱き、このような発言をしたとみられている。

王室伝記作家アンジェラ・レヴィン氏によるカミラ王妃に関する新たな伝記本『Camilla: From Outcast to Queen Consort』が、英国で9月29日に出版された。

同氏は30日に英ITVの朝の番組『Lorraine』にゲスト出演し、同著を執筆した理由はチャールズ皇太子(当時)の愛人だったカミラ夫人(当時)に対する誤解を解くためだと明かした。

司会者と対談したレヴィン氏は、ヘンリー王子とNetflixのドラマ『ザ・クラウン』が夫人に対して不当な扱いをしていると非難したのである。

「私は物事のバランスを取る決意をしました。そのひとつは、彼女に対してとても残酷だった『ザ・クラウン』です。そしてもうひとつは、彼女に関して本当に卑劣な言葉を放っていたヘンリー王子です。」

番組でレヴィン氏は、ヘンリー王子の発言の内容については明確にしなかった。しかし王子は当時、母ダイアナ妃と結婚していた父と長い間不倫関係にあったカミラ夫人(当時)を嫌ったことから、酷い言葉で罵ったとみられる。

レヴィン氏は「2人が出会った時チャールズは22歳、カミラが24歳でした。彼はコミットすべきか迷っていたし、親に迷惑がかかることも分かっていました」と述べ、ダイアナ妃を妻に選んだ理由をこう説明した。

「彼は、王位継承権順位の1位である者は貴族階級でバージンの人と結婚する必要があると理解していました。カミラは貴族階級でしたが、最高レベルではなく結婚歴もありましたから。」

チャールズ皇太子(当時)は1981年にダイアナ妃と結婚したが、その後も既婚のカミラ夫人(当時)との不倫関係は続いた。夫人は1995年に離婚し、皇太子とダイアナ妃は翌1996年に離婚。1997年にはダイアナ妃が事故死した。

出会いから35年後、チャールズ皇太子とカミラ夫人(ともに当時)は2005年2月に婚約発表し、同年4月にウィンザーのギルドホール(市庁舎)で民事婚を挙げ、聖ジョージ礼拝堂で祝福儀式を執り行った。

しかしこれ以来、カミラ夫人(当時)は世間から悪いイメージで描かれることが多く、ダイアナ妃とチャールズ皇太子(当時)の破局の原因として非難されてきた。

『ザ・クラウン』のシーズン4では、当時のカミラ夫人とチャールズ皇太子、ダイアナ妃による三角関係が描かれている。

物語は歴史的な出来事をベースにしているが、多くの場面がフィクションで構成されている。しかしこういったシーンから影響を受けた視聴者が激怒し、配信後にはネット上に悪質なコメントが殺到してしまった。そのためクラレンスハウスの公式SNSはコメント欄を制限する事態になっていた。

画像2枚目は『Clarence House 2022年6月3日付Instagram「Thank you, Your Majesty, for 70 years of unwavering and dedicated service 」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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