ベラ・ハディッド、パリコレで着た“スプレードレス”に絶賛の嵐「ファッション史の歴史に残る瞬間!」

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2022年10月03日 11:41  Techinsight Japan

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パリコレで魔法のような演出に挑戦したベラ・ハディッド
スーパーモデルのベラ・ハディッドが、パリ・ファッションウィーク(パリコレ)のランウェイで大胆な演出を披露した。ベラが白いTバックショーツ姿で登場すると、ステージにいたスタッフ達が彼女の体全体に白いボディスプレーを吹きかけたのである。しばらくするとスプレーは固まり、タイトなドレスへと変身した。

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パリ・ファッションウィークのウィメンズ春夏2023コレクションが、現地時間9月26日に開幕した。

30日にはヴィクトリア・ベッカムのブランドがパリコレデビューし、スーパーモデルのジジ・ハディッドとベラ・ハディッド姉妹がキャットウォークを闊歩した。

ベラは同日のラストを飾った「コペルニ(COPERNI)」のショーにも登場したが、ランウェイでは衝撃的な演出を披露したのである。

「コペルニ」は2013年にアルノー・ヴァイヤン氏(Arnaud Vaillant)とセバスチャン・メイヤー氏(Sébastien Meyer)が創立したフランスのブランドで、未来的かつ実験的なコレクションを展開している。

アルノー氏とセバスチャン氏は私生活でもパートナーで、昨年に同性婚した。そんな彼らが発表した最新作は、過去何世紀にもわたる女性のシルエットを称えたものだ。自分達の美学を、より成長した科学的なものにアップデートしたという。

ショーが始まると、ベラは白いTバックショーツをはいただけの姿でランウェイに現れ、上半身裸の胸に片手を当てて隠しキャットウォークを歩き出した。

するとステージにいた男性スタッフ達がベラの体全体に白いスプレーを吹きかけたのである。ベラは腕を上げるなどして、体にくまなくスプレーを吹かせていた。

しばらくすると体についたスプレーが立体的になり、ボディにフィットするオフショルダーのミディドレスへと変化したのである。スカートのサイドには深いスリットが入るなど、まるで魔法のような展開となった。

この不思議なドレスは、スプレー缶から吹きかけることで固まり、着用可能なテキスタイルになる特許素材「ファブリカン(Fabrican)」によるものだ。


ステージでスプレーを吹きかけた男性達は、ファブリカン社の代表取締役でスプレーを開発したマネル・トーレス博士と専門家チームだった。


「コペルニ」の公式SNSがショーの動画を公開すると、フォロワーからは「素晴らしい。ファッション史の歴史を刻むよ」「過去40年間に地球上で見た中で、最高のファッションの瞬間だと思う」「なんてアイコニック! たまらないわ。素敵!」と絶賛の声で溢れ返った。



画像2〜4枚目は『coperni 2022年10月1日付Instagram「Thank you @bellahadid for this magical moment that will stay engraved in our minds and hearts forever.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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