ロバンペラ「速くて信頼性の高いクルマを作ってくれたチームに感謝」/WRC第11戦 デイ4後コメント

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2022年10月03日 12:40  AUTOSPORT web

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2019年王者オット・タナクから“祝福”されるWRC史上最年少チャンピオンとなったカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
10月2日、WRC世界ラリー選手権第11戦『ラリー・ニュージーランド』の競技最終日デイ4が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が今季6勝目をマーク。これと同時に前日、22歳の誕生日を迎えたばかりのロベンペラが史上最年少でシリーズタイトル獲得を決めてみせた。そんなWRCニュージーランドの全日程を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●クレイグ・ブリーン(#42 フォード・プーマ・ラリー1)/総合19位
「(スロー走行について)ジャンプでタイヤが外れたのは過去にもあったことだ。今のところはこんな状況だ」

●ロレンツォ・ベルテッリ(#37 フォード・プーマ・ラリー1)/総合7位
「(コースオフしかけたことについて)リラックスしすぎていた! ここでの結果についてはとても満足しているよ」

「素晴らしいステージだ。もう少し雨が少なければもっとよかったかもしれないけれど、でも最高だよ!」

※両者のコメントはSS17後の公式インタビューより

■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合4位
「総合4位は、タイムペナルティ(5秒+10秒加算)や金曜午前中の2回のスピンのことを考えたら、今週末に僕たちが出すことができた最大限の結果だ。イベントのスタートが少々厳しいものになってしまったので、これ以上は無理だった」

「今日はただ待っているだけの状態で、順位を上げる唯一のチャンスは、僕たちより上位のクルーたちの出来次第だった。こうしたコンディションでのマシンの動きを改善していく必要がある。フィーリングがよくなかったし、ドライブして速さを出すのに苦戦していたんだ。目指すところにゆっくりと近づきつつあるが、取り組みを続けていくよ」

「このラリーに戻れてよかった。家からはるか遠いところでのすごく特別なイベントだ。たとえ思いどおりにいかなかったとしてもね」

●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合3位
「全体としてラリー・ニュージーランドは、僕たちにとって難しい週末になった。でも素晴らしい場所だし、ドライブを楽しむのに最高の道路だ。優勝を争うためのペースが出せていなかったが、それでも表彰台を獲得してポイントを追加するという、よい終わり方になった」

「シーズン半ばで何かが復活したとはいえ、今年始まって以来、僕たちはドライバーズチャンピオンシップの戦いに入れていない。トヨタはフェアプレーをした。とくにカッレ(・ロバンペラ)は正々堂々と皆を打ち負かした。彼らにおめでとうと伝えたい」

●オリバー・ソルベルグ(#2 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合5位
「完璧な週末ではなかったのは確かだから、総合5位でフィニッシュしたのは本当にポジティブなことだ。小さなことがたくさん起きて、いいリズムに乗ることができなかった」

「パワーステージではプッシュしようとしたけれど、やはりそれほどうまくいかなかった。それでも、少なくとも挑戦することはした。僕たちと将来のマシンの両方にとって、多くの経験と学びを得ることができたよ」

「この長いイベントのために準備をしてくれたチームと、今週末のすべての問題を解決してくれたメカニックたちに感謝している」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合優勝&シリーズチャンピオン獲得
「いま、大きな安堵感に浸っている。今年はとても良いシーズンを送っていたが、何戦か困難なラリーが続き、ようやくタイトルを獲得することができた。速くて信頼性の高いクルマを作ってくれたチームのみんなに感謝したい。彼らのお陰で、純粋に運転を楽しむことができている」

「また、彼らは苦しい状況でもいつも僕らを信じて支えてくれました。年齢のことはあまり考えていなかったけど、それでもこのような結果を残せたのは特別なことだ。チャンピオンになることは、自分にとって唯一の目標だったので本当にうれしい」

「実は、金曜日は今日よりも少しナーバスになっていた。戦うためにはハードに攻めなくてはならなかったからね。今日は、純粋に楽しんで走ることができたよ」

●セバスチャン・オジエ(#1 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合2位
「今日、我々は歴史の目撃者になった。カッレ、ヨンネ、そしてチームのみんなにとって素晴らしいことだ。カッレの今シーズンの戦いは本当に素晴らしく、タイトル獲得は時間の問題だった。彼はこの週末堂々と戦ったが、それこそが偉大なチャンピオンの証だと思う。今シーズン何度か見られたことだが、このような難しいコンディションでは、カッレは手のつけられない存在だった」

「僕自身も、この週末は満足感を得られるものだった。今季出場した他のイベントよりもハイスピードで、トリッキーなコンディションの難しいラリーだったため、3カ月ぶりにWRCに復帰したことを考えれば上出来だ」

「僕はチームを助けるために出場しているし、マニュファクチャラー選手権の獲得まであと一歩なので、クレイジーなリスクを冒すべき時ではないと認識して今回のラリーを戦った」

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