LDHとFANTASTICSに出会って人生変わったけど「ハイロー」未見だった初心者オタクが「HiGH&LOW THE WORST X」を見てみた話

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2022年10月03日 19:33  ねとらぼ

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ねとらぼ

他にも、宝塚歌劇団とコラボレーションし、今夏からスタートした宙組公演「HiGH&LOW −THE PREQUEL−」(ヅカロー)も話題になっており、東京宝塚劇場では、2022年10月15日〜11月20日まで公演が予定されています (C)宝塚歌劇団 (C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX(※高は、はしごだかが正式表記)

 約1年ほど前、私はEXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE(以下、FANTASTICS)のパフォーマーとして活動されている世界さんという存在に出会って、人生が変わりました(関連記事:“推し活”は人間を幸せにする―― ある日、世界さんとFANTASTICSに出会って人生がすごい速さで変わった話)。



【その他の画像】



 新しい世界のドアが何枚も開き、ステキなファンの方々とも出会って、今はとても幸せなファン生活を送っています。しかし、そんな風にLDHファンを気取っているにもかかわらず、LDH所属アーティストが出演者に名を連ねる「HiGH&LOW」という作品をまだ一度も見たことがありませんでした。



 とにかく「やんちゃな人たちがケンカする映画? なんかちょっと怖そう……」という認識で(ごめんなさい、土下座しておわびします)、足を踏み入れるタイミングを完全に逸してしまっていた「ハイロー」。しかし、もしかして新作映画「HiGH&LOW THE WORST X」が盛り上がっている今こそ履修するチャンスなのでは!?



 そんなことを思いながら、映画ファンから作品のよさを説いてもらったり、LDHファンからも猛烈におすすめされたりしているうちに、FANTASTICSファンとしてはもちろん、生きるうえでの基礎知識としても、いよいよこの機会に「ハイロー」を押さえるべきだという気持ちになってきました。



 この記事では、そんな私が初めて「ハイロー」を履修することになったてん末と、実際に見た感想をお届けします。



●ハイロー有識者にどれを見たらいいのか聞いてみた!



 「ハイロー」とは、「HiGH&LOW(ハイアンドロー)」の略。友情と闘いの物語で、これまでテレビドラマや映画、漫画、ライブやSNSなど、さまざまなメディアで展開されている総合エンターテインメントです。



 EXILEなどが所属するLDHの代表であるHIROさんが企画・プロデュースを担当しており、LDH所属アーティストのみならず、若手から実力派まで豪華な俳優陣が登場。今作「HiGH&LOW THE WORST X」にも、私が応援しているFANTASTICSから、八木勇征さん、堀夏喜さん、木村慧人さんという3人のメンバーが出演しています。



 とはいえ、個人的にはまだ「みんなでケンカするお話かな?」というふんわりとした認識しかなく、まずは過去作である程度予習しようと調べてみたところ……あまりにたくさんの作品が出てきて「えええっ、多っ!」と困惑。登場人物も分からないし、相関関係もまったく分からない……。突然、映画を見て大丈夫かどうか不安になり、ハイローファン、映画ファン、出演者のファンなどハイロー有識者の方々に「ハイローは何から見たらいいですか?」と思いきって質問してみました。



 すると、みなさん「HIGH & LOW THE MOVIEをまず見てみたら?」「ザワ(THE WORST)を見ればいいと思う」など、それぞれの作品のいいところを丁寧に細かく、熱を持って教えてくださり……その結果、どれも見るべきなのでは!? という結論に至りました(つまり、どれも見たいけど、どれを見ればいいか決められなかった)。



 だけど、まず手始めに一つ見てみたい! そんな中「出ている人がみんな美しいから、難しいこと考えず『ザワX』見ておいで」「最新作の映画から見ても、全然大丈夫だと思う」「小田島が最高……」「とにかく門司が…ヤバい…」といった心強い言葉やそれぞれの熱い思いに後押しされ、結局「ハイローミリしら状態」のまま、最新作「HiGH&LOW THE WORST X」を見てみることにしました。



 ちなみに、私がアドバイスをもらった有識者たちの多くは「HiGH&LOW THE WORST」をまず見よ、なんなら「HiGH&LOW THE WORST」だけでもいいから見よ、とおすすめしてくれました。その後、最新作の「HiGH&LOW THE WORST X」を見るとより理解が深まるのでは……とのことでした(持つべきものは有識者! 感謝!)。そんなわけで、ハイロー未履修でなおかつ余裕があるみなさんは「HiGH&LOW THE WORST(ザワ)」→「HiGH&LOW THE WORST X」と履修し、その後、興味があれば、過去作にさかのぼってみるとよさそうです(私は我慢できず最新作を先に見ちゃうんですけど)。



 映画通でもなく、怖そうなケンカシーンのある映画は極力避け、一番直近に見た映画は、Snow Manが主演した「映画おそ松さん」。記憶もすぐになくなるので、登場人物を覚えられる自信がない。そんな私が前知識を一切入れずに映画を見て「ハイロー」にハマれるのかどうか――。早速、映画館に行ってきました!



●あらすじ:映画はやっぱりケンカから始まる! けれど……(※微ネタバレ注意!)



 「HiGH&LOW THE WORST X」は、男たちの熱い友情と闘いを描く「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだかが正式表記)原作による不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」のクロスオーバー作品「HiGH&LOW THE WORST」の続編です。



 いくつもの高校がテッペンを狙ってうごめく地区。今回は、赤い制服の瀬ノ門工業高校の天下井(三山凌輝さん)がテッペンを獲るために、同じ高校の須嵜(中本悠太さん)たちと一緒に、いくつかの学校と連合し、この地区最強の鬼邪高校とその仲間との闘いを繰り広げるというストーリーです。



 確かに物語の最初から最後までケンカのシーンが多く、その華麗なアクションシーンに目を奪われますが、強く美しい……けれど、本当はさまざまなものを背負った人たちの人間ドラマも垣間見ることができます。



●林は「ハイロー」にハマれたのか ※ネタバレ注意!



 映画が始まってすぐ、自転車が積みあがり、グラフィティアートが書き殴られている校舎が映り(FANTASTICSという文字とPOWERという文字を見つけ、心の中で湧いた)、ケンカがぼっ発。もし、自分がこの高校の教師になったら、授業はできるんだろうか……いつ、どこで? と不安になりました。完全に教師目線からスタート。



 その後、物語に引き込まれ、それぞれが抱えている思いに涙し、「みんな強いよ。誰も負けないで……」と、よく分からない感情が湧き上がり、どうしたらみんなが仲良くなれるんだろう(いや、テッペン獲りたいから!)と思いながら見ました。最後の方はそりゃもう泣きました。そして、物語が進むにつれて、どこの高校に入学しようかと考えるようになり、気が付くと、自分の視点は、教師目線から生徒目線に移っていました。



 また挿入される音楽もかっこよく、自分も一緒に戦いに行くような気持ちになり、いい意味で煽られ、鼓舞されました。



 出演者の全てが個性的で魅力がある、という有識者の話は本当にその通りで、中でも、小田島君(塩野瑛久さん)と轟君(前田公輝さん)の強さと色気とちょっとおちゃめなところに、ああ、みんながやられる理由はこれか……と少し分かった気がしました。



 なんていうか、頭脳派で落ち着いているし、穏やかな空気感が本当にステキで。2人に共通の趣味があり、一緒にいると落ち着くという話や、2人が写ったセルフィーを見せてくれるところがかわいすぎた……。その2人だけの世界をずっと愛でていたい。だけど、そんなかわいい2人は、めっぽう強くてやさしくてかっこいい。2人のことを一気に好きになりました。



 このように、魅力と魅力しか出てこない出演者の中、私にもさらに気になる人が3人できました。



 まずはじめに、鳳仙学園のじんじんこと仁川英明君(小柳心さん)です。「橋の上(かな?)で、鬼邪高に加勢するときの一言で好き!」となりました。今回のお話の中ではメインキャラクターではないと思うのですが、鬼邪高の楓士雄に加勢するときのそのセリフの「間」に、照れ臭さが程よく醸し出されていて、人間味にあふれ、義理堅さも伝わって、かっこよかった。すごく派手だったり器用だったりするわけではないかもしれないけれど、一歩後ろに引きつつ、出るときは出て、守ってくれそう! ケンカするときにそこに子猫がいたら、サッと安全な場所に連れて行ってくれそう!



 こんな風に、私にとっては妄想がはかどる、非常にキュンな一言だったのですが、共感してくださる方はいらっしゃるでしょうか。ぜひ橋の上の仁川君に注目してみてください。



 次に、劇中、常に気になって仕方がなかった、丸刈り頭の沢村正次君(葵揚さん)。第一印象は「寡黙だけど強そう。どんな人かもっと知りたい」でした。ケンカが強いのか、優しい人なのか怖い人なのか……実は、沢村君がどんな人か、という印象や情報は自分の中に全く残っていません。でも、なんだか気になるんです。私の記憶の中では、劇中ではほぼ声も聞いてないかも……という感じなのですが、オーラというか存在感がすごい。多分、寡黙。で、多分、ケンカもめちゃくちゃ強いはず。どんな食べ物が好きで、どんなことでニッコリ笑ってくれるの? もっとあなたのことを知りたい!



 そして、最後は、鳳仙の次の頭を張る? とうわさの徳山門司君(堀夏喜さん)。制服のデザインもあってか、とにかく涼やか。次世代を担う人なのできっと強い。でも、ケンカっ早いタイプではなく、相手を見て動きそう。冷静さを感じるあの視線は、きっとひれ伏したい願望を満たしてくれますし、この涼やかさで実は極悪だったらどうしよう(好き)。スンとした表情と凛とした佇まいが本当にステキで、何気ない「腹減った」の一言をいただければ、喜んでコンビニに走らせていただきたいと思っています。今後の活躍にも期待!



 と、今回、3人の気になる人ができたのですが、見事に鳳仙偏りになってしまった……。どこの学校も強そうだけど、やっぱり気になる人がいる学校のことを知りたい! そんな訳で私が入学するとしたら、鳳仙学園を選びたいと思います。



●ザワまで、もう間もなく!



 ほぼ初めて見たアクション映画。確かに少し怖いと思うところもありましたが、目を閉じたり塞いだりすることなく最後まで見ることができました。ケンカのシーンはスピード感が爽快で、途中から「本当にこんなキックができるのだろうか。だとしたら強すぎるな」とみなさんの身体能力、そしてそれぞれのキャラにのめり込むことができるお芝居に感心。「THE WORST X」の続きはあるの? 今後が気になります。



 そして! 有識者の方に見てみてと言われた前作「THE WORST」。なんと、私が気になる人たちが通う鳳仙学園と鬼邪高の話だと教えてもらいました。鳳仙学園のキャラクターのことがもっと分かる? 鬼邪高との関係は!? これは見ない訳にはいきません! 早速ネトフリとHuluどちらに入るか検討をはじめています。ザワ視聴まで、もう間もなく……!



●気になる人ができ、深堀りしたくなるかも!



 数あるハイロー作品の中で、「HiGH&LOW THE WORST X」を初めて見た正直な感想としては、映画に詳しくなくても、ケンカのシーンが苦手でも、登場人物の魅力とバトルシーンの爽快感と躍動感が気持ちよかったです。



 過去作品も見ていれば、もっとそれぞれの関係も分かったでしょうし、違う見方や深い考察もできたと思います。でも、本作品で「ハイロー」を初めて見たとしても、アクションを楽しんだり、それぞれの人物のよさを感じたり、相関関係を追いたくなったりと、さまざまな角度から興味を持つことができる映画だと思いました。何より、有識者に教えてもらった通り、出演者のその全てが美しかったんですよ……。見た目だけでなく、その心意気とか友情とか強さとか。



 「HiGH&LOW」(映画1作目)は、「THE WORST」の世界線とはまた違う、なんてお話も聞いているので、今回をきっかけに、深掘りしていきたいと思います。



 この原稿を書きあげるまでは、前知識を入れないようにするため、逆に「HiGH&LOW」に関する全てを見ない、調べない、知識を入れない……と公式もSNSもチェックせず、何も分からないまま、ここまで書いてきました。



 そんなわけで、この後は心置きなく、登場人物を調べたり、SNSを検索してみなさんの感想を読んだり、ネタバレありの記事を読んだりして、ハイローに関する知識を深めていきたいと思います! 何より、ザワを早く摂取せねば……。いや、もう一度映画を見るべきか……。


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