こういうのが欲しかった! 2022年秋の雑貨見本市で見つけた、“小物王”納富廉邦も注目の「便利グッズ」

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2022年10月03日 20:31  All About

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秋は雑貨系の大きな見本市が多数行われます。今回は、それらを見て回った筆者が厳選した、秋から来春にかけての注目製品を紹介します。では、暮らしに役立つ「便利道具編」をどうぞ。

秋の雑貨見本市で見つけたお役立ち便利道具

毎年9月は、雑貨関係の秋の見本市がこぞって開催されます。特に、東京インターナショナル・ギフト・ショー秋、LIVING&DESIGN、大日本市、EXTRA PREVIEWなどの大規模な展示会で発表される製品は、クリスマス商戦や来春の注目商品となるケースも多く、2022年も多くのバイヤーで賑わっていました。

ここ数年のコロナ禍で少なくなっていた出展社も、今回は例年並になり、来場者も増え、雑貨業界も活気を取り戻し始めています。

今回は、それらの展示会で見つけた、さまざまな暮らしや仕事に役立つ便利な道具から、注目の製品を紹介します。

デジカメのモニターを拡大表示する高性能ルーペ

スギモトデザインスタジオ「カメラルーペ2.0X」5500円(税込)。

今回の見本市巡りで、一、二を争う傑作だと思った商品が、このスギモトデザインスタジオの「カメラルーペ2.0X」です。

デジタルカメラの液晶モニターを拡大して見るための携帯型ルーペなのですが、これが、通常の携帯型ルーペとは段違いの鮮明さなのです。そして、サイズやフレームのデザインなどが、いちいち良くできているので、とても使い勝手が良いのです。

その秘密は、スギモトデザインスタジオが実績あるメガネのデザイン・メーカーだということでしょう。薄型レンズに多い、シートタイプのフレネルレンズではなく、メガネなどに使われる非球面のプラスチックレンズが使われているため、明るく、鮮明で見やすいのです。

また、フレームも、元々がメガネのフレームのデザイナーですから抜かりがありません。カメラのモニターの縦横比に近いサイズなのも気が利いています。そうして出来上がったのは、なぜ、今までこれがなかったのかと思えるほどの完成度。

デジカメユーザーは必携の便利グッズ

写真では分かりにくいかもしれませんが、拡大した画面はとても鮮明。本格的なレンズだからこそ、実用性の高い製品となっています。

さらに、2倍という倍率もさっと写りを確認したい時に使うには最適です。それ以上詳しく見たければ、カメラのズーム機能を使えば良いわけですし、ちゃんと写したい細部が写っているかのチェックを素早く行うのなら、この倍率が使いやすいのです。

もちろん、タグなどの文字をちょっと拡大して見るといった、普通のルーペとしてもこの角形は使いやすいと感じました。今までになかったことが不思議なくらいの製品ですが、これが、きちんとしたメーカーの手で、高性能なものとして登場したのがうれしいですね。デジカメユーザーは必携の便利グッズです。

水滴ストレスをなくす「STTA」の新製品登場

アイオン「STTA シート・タイプ」1320円(税込)。サイズは65×65×12mm。

もう一つ、あまりに便利でうれしくなったのが、アイオンの「STTA シート・タイプ」です。

アイオンが開発した、吸水量は珪藻土の約3倍、吸水速度は約6倍で、しかも絞ればすぐに吸水力が復元する特殊ウレタンスポンジ「ソフラス」を使った、高性能携帯型タオル製品の第二弾。スティックタイプだった前回とは違い、より携帯性に特化したシートタイプになっていました。

さっと拭くだけで面白いように水気を吸い取ってくれる

ケースからシートを引っ張り出して、こんな風に濡れたところを拭くだけで、面白いように水気を吸い取ってくれます。

製品は、二つ折りになったソフラスのシートが、65×65×12mmのコンパクトなケースに入っているという形になっています。使う時はケースからシートを引っ張り出して濡れた部分をサッと拭けば、それで水分は全部シートに吸い込まれます。使い終わったら、シートを絞って二つ折りにしてケースに差し込みます。

指先が濡れてスマホの操作が上手く行かない時、急な雨で自転車のサドルが濡れた時、折り畳み傘をケースに入れる前に……などとにかくこれがあると安心。ポケットに入れても、バッグなどに付けておいても邪魔にならないサイズも魅力です。このサイズでこの性能は、本当に待ってました!という感じです。

こういうのが欲しかったと思えるタブレットやPCのスタンド

演造「組格子」1万5180円(税込)。カラーはネイビー・ベージュ・グリーンの3色で、サイズは300×210×10mm、重さは480g。

演造の「組格子」は、その名の通り、木を格子状に組んだ独特な構造のパソコン&タブレット用スタンドです。折り畳むと、300×210×10mmとA4のファイルフォルダくらいで、重さもファイル程度。それが、タブレット用のスタンドやノートPC用のスタンドへと変形します。

変形の操作自体はシンプルなのに、その形状変化はダイナミックなのがとてもカッコいいのです。

木材はチェリーを使用。無垢の木の風合いを感じられます。

思わずうっとりする「木の形」の美しさ

ノートPCスタンドに変形させたところ。この組まれた木の形が、しみじみと美しい。

そして、パソコンを載せた時の形が、とても美しいのです。細い木が格子状に組み合わさった土台の上に乗るノートPCの姿は、なんだか日本の寺社の建造物のような佇まい。三角形になるように立てれば、タブレットなどを置くスタンドにもなります。

変形自体も面白いのですが、この美しさこそが、この製品の特長。日本の職人による手仕事が、デジタルツールとして使われた時に、このようなキレイなものができるということが、とてもうれしく感じました。

機能とデザインが技術力で融合した「燕三条の金属製品」

アイガーツール「8in1 マルチコンパクトハサミ」6780円(税込)。

新潟の金属製品は、やはり見るべきものが多く、例えば、このアイガーツールの「8in1 マルチコンパクトハサミ」です。

マルチツール的なハサミというのはいろいろありますが、そのほとんどが持ち歩くには大きいものか、コンパクト過ぎて使いにくい……というのが現状です。その点、手のひらサイズの上に、刃を外すことができる構造で、コンパクトさと使い勝手の良さを両立させた、この製品のアイデアは、さすがと言うべきでしょう。

機能性はもちろん、デザイン性も高い

刃が外せるので、ナイフや缶切りとしても使いやすい。ハンドルの握り心地が良いので、使っていて楽なのもポイントです。

ハサミとしてはもちろん、キッチンハサミなどによく付いているキャップ開けと、その上部の殻割り、そして、刃を外して使うようになって扱いやすいナイフ、缶切り、栓抜き、缶のガス抜き、さらにハンドルの端に付いた蓋開け兼マイナスドライバーと、本当に無理なく配置されているのです。

さらに、錆びにくくするための酸化発色皮膜が刃の色をキレイな黒に染めていて、デザイン性も高いのもうれしい。革製のケース付きというのも、細かな配慮が行き届いている良い製品なのです。

大根おろしが簡単にふんわり仕上がるヒミツ

ツボエ「箱」1万1000円(税込)。

大根おろしのトップブランド、ツボエの「箱」は、ツボエの大根おろしのフラッグシップモデル。四方向に刃を立てた(クアトロ刃)構造と適度な傾斜は、軽い力で、しかもラフに大根を動かしても、ふんわりとした大根おろしを作ることができます。おろした大根を受ける皿がザルになっているのもポイントです。

食材ごとに最適な刃の高さを追求したら……

ツボエ「丸皿」6600円。この本当に繊細な刃立ての技術は見ているだけでもドキドキします。

そして、わさび用の「丸皿」、しょうが用の「角皿」が、また凝っています。

どちらも八方向に刃が立った構造で、スムーズにおろせるのに加え、しょうが用の刃は0.5mm、わさび用は刃立ての限界に近い0.2mmと、それぞれに最適な刃立てになっているのです。この0.2mmというのは、触っても刃が立っているのか分かりにくいほどで、わさびをクリーミーにおろすのだそうです。

入手困難!? 人気の商品がバージョンアップ

上下のパーツを分離できるようになって、より使いやすくなった、4w1hの「ホットサンドソロ」4950円(税込)。

最後にもう一つ、筆者が3年前からほぼ毎日のように使っている、食パン一枚を折り曲げて作るホットサンドメーカー、4w1hの「ホットサンドソロ」が今年、バージョンアップ。

上下のパーツを外すことができるようになっていて、洗いやすいのが気に入っています。発売以来、人気が続き、なかなか入手できない製品でしたが、ようやく最近は、待たせずに出荷できるようになったとのことでした。

【参考】
※1:スギモトデザインスタジオ「カメラルーペ2.0X」販売サイト
※2:STTA 公式サイト
※3:演造「組格子」販売サイト
※4:アイガーツール「8in1 マルチコンパクトハサミ」販売サイト
※5:ツボエ「箱」販売サイト
※6:ツボエ「丸皿」販売サイト
※7:ツボエ「角皿」販売サイト
※8:4w1h「ホットサンドソロ」販売サイト
(文:納富 廉邦(男のこだわりグッズガイド))
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