インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督は、4日に迎えるバルセロナ戦を前に心境をコメントした。
今シーズンはセリエAでここまで4勝4敗と、波に乗れないインテル。代表ウィーク明けの1日に迎えたローマ戦でもホームで逆転負けを喫し、リーグ戦はこれで2連敗。昨季は最後までスクデット争いを演じた名門に、不穏な空気が漂っている。クラブを率いるインザーギ監督は、4日に迎えるチャンピオンズリーグのバルセロナ戦が、悪い流れを変える良い機会だと考えているようだ。
「我々は結果を必要としているんだ。結果がついてこないときは、さらなる努力が必要となる。土曜日のローマ戦はリスタートを切る良いチャンスだったが、素晴らしいパフォーマンスを2つのミスで汚してしまった」
「我々には細かい努力と注意が求められる。今はポジティブな時ではない。ほんのわずかな注意不足のツケを払わされているんだ」
「もっと努力しなくてはいけないね。最高のチームのうちの1つと対戦するのだから、試合は難しいものになるだろうが、我々は自分たちの仕事をしなければね」
「明日は、我々のファンの前での絶好のチャンスだ。我々はこれまで1勝1敗だ。グループステージを左右する試合になる」
なお、同指揮官はこの試合に向け、ベルギー代表FWロメル・ルカクとクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチが負傷で間に合わないことを明言。一方、コンディションが心配されるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、直前まで状況を見て起用を判断するという。